2017年11月14日火曜日

句会報 第29回

句会棟梁では、気が付けば、なぜか?砥石を中心に俳句について考えるようになっていた。

気が付けば、京都府亀岡市へ旅行に行き、砥石職人へ会いに行き、
毎日、刃物と砥石ばかりを眺めて、人生の謎と向き合うという日常を送るようになっていた。
気が付けば、「コンビ鎌砥」と呼ばれる小型の砥石を常に携帯したくなり、
気が付けば、休みの日は、刃を研ぐことが趣味になった。

果てしなく仕事の量は増え続け、休みの日は、仕事の為に刃を研ぐ。

気が付けば、人生のスケジュールはすべて、仕事一色で染まり切ってしまうという事態が発生した。
ママチャリと砥石が友達ですと、キャプテン翼に報告すべきなのだろうか?
気が付けば、自由律俳句の世界ですることが無くなり、句会の今後についても、
将来性を見つけていくことが困難な状況になってきた。

気が付けば、刃を錆びさせないために、オリーブオイルを購入し、油を塗っているのが日課になった。

武士と農民の共通点として、刃物がある。砥石がある。

刃物と砥石を見つめている時ほど、自分の中に、
農民の血と、侍の血が流れている本能に気が付かされる瞬間はまたとない。

句会棟梁は、名前からして、そんな方針を進んでいくのがよいのだろう。

・名前から決めよう鎌倉幕府   造林鎌

形から入る、という入門方も世の中には存在するが、
名前から入る、という入門の仕方が、どうも、俳人ホームセンター造林鎌としての基準のようだ。

棟梁の語源を調べる。

棟梁(とうりょう)は、組織や仕事を束ねる、中心人物である。
棟(むね)と梁(はり)という、建物において重要な構造を譬えに用いた言葉。昔は、武士や僧侶の社会の筆頭格を指すことが多かった(例:将軍職は源氏の棟梁である)。現代社会では大工・石工の元締めや現場監督、現場代理人などを指すことが多く尊称として扱われる。単なる土木工事現場の現場監督などが棟梁と言われることはない。親方と類義語であるが、大工・石工以外の親方を棟梁と呼ぶことは少ない。

この国をどうしていきたいのか?
サシガネや、ノコギリ、砥石を使い、国を変えることを考えねばいけないのだろうか?

・いいくに作ろう鎌倉幕府

この名句を、人類ではじめに気が付いた人物は、生徒だったのか?教師だったのか?
それとも、受験と全く関係のない一般人だったのだろうか?
本来ただの語呂合わせであるはずの言葉だか、人生で最も目指していきたい素晴らしい心意気を示した言葉であるとは、事実は小説よりも奇なりといいたくなる。

・いいくに作ろう鎌倉幕府

これほどまでに、素晴らしい名句、心境には出会ったことが無い。

座右の銘は?と尋ねられたならば、

・いいくに作ろう鎌倉幕府

と、即答できるような人生を送りたい。

そのような句会報になった。

また、余談ではあるが、
気が付けば、句友から手紙がたくさん届くのだが、筆不精なため、返事を全く書いていない日常が蓄積もしている・・・・・・。

いい国を、作ろう。

2017年10月23日月曜日

砥石同好会の発足

砥石同好会の発足

名称:松江砥石同好会
主催:句会『棟梁』
場所:松江テルサ
日時:未定
参加費:500円
内容:砥石についての情報交換、研ぎ会など
行事:京都府亀岡市へ旅行して勉強会を開く予定

2017年10月12日木曜日

句会報 第28回

自由律俳句をはじめて9年になるが、
様々な俳人に出会い、様々な句会に参加をし、様々なボツ原稿も書き進めてきた。

この度、気が付くと私は、俳句の道を進めていく上で、
「社団法人 日本研ぎ文化振興協会」なる活動に参与せねばならない問題が浮上してきた。

ある時は、検察審査会に出席し、ある時は山村に潜り、ナタを振り回しツタを切り刻んできた俳句の道のりであったが、気が付けば、日本研ぎ文化振興協会なる活動に参与せねばならない、という事態が、必要不可欠にも発生した。
(※ある時は、動画作成の為に、深夜の公園で、ライオンの遊具をグラビア撮影したりもした)
(※ある時は、ママチャリと向き合った)
(※ある時は、ワイパーに励まされた)

俳号が、「造林鎌」であるということは、「研ぐ」という行為そのものに、
人生をかけなけねばいけない、という使命を背負った事を意味するようである!?

一体、これはどういう事なのか?

造林鎌が、真の造林鎌であるためには、砥石を知らずして、その道を進むことは、到底不可能。

まさしく、車にとってのガソリンスタンドに匹敵する存在が、刃物にとっての砥石であり、
砥石を知る事が、自分の命そのものを知る事にもつながる。

なんたることか。

なんちゅう俳号を、選択してしまったのか・・・・・・。

流浪の俳人、ホームセンター造林鎌は、かくして、日本研ぎ文化振興協会の門を叩く事になったのである。

早速、その協会の活動を知ってみよう。
http://www.togi-bunka.com/organization.html
http://www.toishi.jp/index.html

早速、砥石の本を購入し、お勉強がはじまった。
http://www.toishi.jp/books.html

ああ、これは一度、砥石のメッカである、京都府亀岡市へ訪問をせねばいけなくなった。

天然砥石館なる博物館も、今年オープンしたそうだ。
http://toishi-kan.info/

研ぎ文化振興協会の皆様は、料理人、大工、鍛冶屋、刃物屋、楽器屋さんなど様々な人種が縁あって集まっている。(匠ビレッジとは、これまたすごい名前だ)

これはきっと、俳人ホームセンター造林鎌も、鎌とナタの使い手として、この会の末席に参与せねばいけない招待状であると受け止めた。

砥石の聖地、京都府亀岡市。

これこそが、俳句を迷い進めた男が、向かうべくして向かう地点なのだろう。

「研ぐ」という行為は本来、とても歴史のある行為だが、戦後、電動工具などの機械の進歩によって、非日常的な行為になってしまった。

「感覚を研ぎ澄ます」「感性が研ぎ澄まされている」という日本語をそのまま物体化したものが、
天然砥石だとすれば、これは、本当にライフワークとして学び続けなけねばいけないぞ。

今日も山に入り、鎌とナタを振り回して帰ってきたところであるが、
自分の人生がこんなにも砥石に魅入られてしまう事になろうとは、たしかに思っても見なかった展開だ。

刃物と対を為す、石。
そこから、俳句の道を改めて学んでみようと思う。

「鏡面磨き」などという日本語は、その響き自体が魅惑的であり、虜にした人間を引き離さない魔力を持っている。

・研がねばならぬ、時ぞ今     造林鎌

この一句を添えた上で、彼ら、研ぎ文化振興協会の皆様の人生を、一つ一つ学んでいく事にした。

2017年10月11日水曜日

句会報 第27回

ソケイ丼のレシピについて

今回は、句会棟梁のまかない飯と噂されている、ソケイ丼なる料理について向き合ってみようと思う。

何気なしに作り始め、何気なしにはまってしまった世にも奇妙な食べ物ではあるが、
上京して一人暮らしをする事になってしまった若者などにとっては、微妙に参考になる特集になるのではないかと思う。

以下、作り方の概略を記述する。


材料

・白米・・・・・・・・・大盛り
・ひきわり納豆・・・・・1パック
・ちりめんじゃこ・・・・適量
・生卵・・・・・・・・・1個
・こいくち醤油・・・・・適量
・板ワカメのふりかけ・・適量


作り方

・上記の食材を白米の上に、綺麗に盛り付ければ完成。

ソケイ丼 完成図 (食べかけ)

 
※上記は、ネギも追加トッピング

この中で特に説明が必要なのは、板ワカメのふりかけについてであるが、板ワカメは島根県の特産品で、
地元では安く良質な物が手に入るので愛用しているが、もしも手に入らないようであれば、
普通の海苔を使い、粉々にして、ふりかけにしてもよい。
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%BF%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%81%E3%80%80%E5%B3%B6%E6%A0%B9&source=univ&tbm=shop&tbo=u&sa=X&ved=0ahUKEwi8rs26wejWAhWKy7wKHTVvBNoQsxgIKA&biw=1093&bih=474

また、白米を玄米に変えても良いし、ひきわり納豆を他の納豆に変えても良い。
とりあえず、これが、ソケイ丼と呼ばれる料理のベースのようだ。
この料理の特徴は、とにかく簡単に作れる事が最上の利点であると思われる。
作る工程として必要なのは、

・納豆をご飯に乗せる
・板ワカメを粉々に砕く


その程度の技術があれば、即座に作れる。

そして、うまい。

また、胃に優しい食材が多いので、次の日の体調がよくなるという総合的満足感を得られる一品である。

あとは、食材を選んでいけば、かなり安く作れることも可能かと思われる。

麻婆豆腐は、元々は、麻婆さんという人が作っていたからだとも言わるし、
ハヤシライスは、林さんが作ったからだとも聞く。

それに乗じて、偶然出来た、このソケイ丼なる食べ物も、
なぜか?大衆食堂の片隅に陳列してみたい衝動に襲われる今日である。

・ソケイ丼(400~500円)

とりあえず、まかない飯を作りましょう。

2017年10月7日土曜日

句会報 第26回

今回のテーマ 「難題句、問題句と向き合う」


広島県福山市での句会を終えたところではあるが、
気が付けばわたしは、ある運命的な問題句に出会う事になった。
今回は、自分自身が詠んだ句の中から極めて難解な物が発生した。
それはズバリ、「おこられて、ポカリスエット」という一句である。

・おこられて、ポカリスエット  造林鎌

はたしてこの一句?どんな心境で汲み取るのが正しいと言える代物なのか???
話を遡るに、ちょうど今から1年前くらいに「おこられMAP」なる一句が詠めて困惑した事があった。
それ以降、様々なおこられ俳句というジャンルの句が詠める事になった。

・常連客ならではのおこられ方
・セルフ店ならではのおこられ方
・おこられポイント
・おこられ頭
・おこられミサイル


どれもこれもひどい代物だが、おこられ続けた集大成として、遂に、

・おこられて、ポカリスエット

という新境地に至る事ができた。
ここで言う「ポカリスエット」とは、いかなる出来事を指している言葉なのだろうか?
もちろん、あの、かの有名なスポーツドリンクであると断言したいところなのだが、
そこは、なぜか、それだけだとは言えなくなる複雑な味わいがある。

おこられて、・・・・・慰めに清涼飲料水を飲んだということか?
おこられて、・・・ポカリスエットが急に欲しくなったということか?

おこられて、ポカリスエット。

おこられて・・・・、ポカリ

さて、ここで、視点を変えて、人間がおこっている時の俳句についても、振り返ってみよう。
憤慨俳句、というジャンルが存在する。

・カギをなくしては憤慨
・店で迷っては憤慨
・ポストが入れづらく憤慨


とてつもなく激しい人間のいかり。いかり。怒りまくっている。
そのあげくに、被害者がどのような心境になるのかというと?

・おこられて、ポカリスエット

なのだという、一説が誕生した。
この一句については、もちろん謎がまだまださらに浮上するところではあるが、
ほかにも、気になった問題句を色々と振り返ってみよう。

・禁おなら   造林鎌

半年前くらいに詠めた句なのだが、これもかなり難解な句であった。
禁酒禁煙は、健康のため、やむを得ない選択も人生に発生するのだろうが、
禁おならに関しては、むしろ、健康の為には、それを禁じないほうがよいという
なんとも難しい問題が発生してしまうのだ。

健康の為には、おならは禁じないほうがよい。
だが、人類は時として、禁おならという、苦渋の決断を強いられる事がある。
背水の陣ともいえる、自らを最もストイックな環境に陥れてしまう体制こそ、禁おならなのだ。
禁おならを徹底して行える人間は、尊大にして、ため続ける。
禁じれば禁じるほど、そのおならは、より、未来に向けて見えない力を発揮することになる。
ミサイルを禁じる事が国際問題になっている昨今ではあるが、それらも踏まえ、
おならを禁じるか禁じないかの国境をどこに設けるのかも、家族や友人と慎重に話し合っておくべきだと思う。

・あせも100%    造林鎌

つい一ヶ月前には、こんな問題句も詠めたのだが・・・、
いや、そろそろ自粛したほうがよさそうだ。

もちろん問題句であることには代わりないが、
そろそろ自粛しなけねば、色んな意味でまずい(おこられる)気がしたため、ここでお開きにする事にした。

おこられる前に・・・・、ポカリスエット。

2017年9月20日水曜日

句会報 第25回

https://www.youtube.com/watch?v=XhIFK4P_5J4&feature=youtu.be

久々に、自由律俳句TVの放送となります。

自由律俳句TV5。
なんとも言えない動画になっております。

2017年8月17日木曜日

句会報 第24回

今回はいよいよ、出雲地方で唯一出会えた自由律俳人、星野光範さんを特集してみようと思う。

やっと、それを実行するための気力が備わったところである。

星野さんと私が出会えたのは、とある島根県内の某店舗であり、
お店のマスターが自由律俳句のイベントを企画してくれたおかげで、知り合う事ができた。マスターにも感謝。

年齢は、私よりやや年上だが、ほぼ同年代と言ってもよい。

早速ではあるが、その句の特徴については、「ミステリー」の一言につきると思う。
句の全体が、ミステリー、謎を追求する事に終始している俳人。

かなり個性的な人物と思われる。

さあ、星野光範氏を紹介せよ!




●一番最初に目に止まった句

星野さんが過去に今まで詠んだという句を、出会ったその日に預かり、個人的にコピーして手元に資料として入手をする事ができたのだが、その中でも、一番最初にインパクトを感じたのが、

・皆正しいから蛇の舌はちろちろ割れる

である。

現在お仕事で、褌のデザインを作成しておられるという光範氏。

そして、この蛇の舌の形について着眼している感性は、
どうにも、読んだ読者の目が点になる感覚に襲われる。
我々は、哺乳類だが、哺乳類が正しいと思っていることを、
ヘビという種族の生き物に、見透かされてしまって、
すっかり、手玉にとられてしまっているのではないか?という心境に襲われる。

蛇の舌が割れている不思議、なぜ、舌が割れているのか?

その舌は、我々の事をどう思っているのか?その舌で、一体何を述べるつもりなのか?

本人にこの句がよかった事を告げると、「斜に構えた目線」であると、自覚しているのだという。
この句もそうだが、たしかに、星野さんの句は、物事を斜めからとらえた句が多い事に気づかされる。

150句ばかりいただいた原稿の中から、個人的に気になった物を列挙してみよう。

・おばはんが食べて糞して屁をこいておならも鳴らす米国人
・自由とはもっと自由なはずなのに皆クロールで自由形やる
・にっこりと花を摘んでわたしはやはり人間嫌いなのです
・使い切れない鉛筆、命に等しい
・気高く美しいことがなぜオオイヌノフグリなのだろう
・夕空にこうもりの群れ、秩序ある無軌道
・一度も嗤われたことがない胡蝶蘭
・冷凍マグロのようにゴム長で蹴飛ばされる
・風吹けば桶屋が儲かるその続きの話知りたい
・ハンカチ持たない男子の正義
・うまかったけど血の味がした
・散々な目に遭ったよとうれしそうな顔
・いつも通りという窮地
・何をやっても面白くないという平和
・誰にとって安全日
・これはペンですと何度も絶叫すれば通じる
・蠅は一週間も私の部屋で何がしたいのだろう
・西瓜をノックして誰もいないことを確認
・あなたはいつか必ず死ぬでしょうと真剣な占い師
・ぼくはゴッホより幸せでありたい
・予告編がピーク
・桃をむさぼる
・夭折は命尽きただけのこと
・平和記念公園で生まれて初めてホームレスを見たのを思い出す
・ジャングルジムの奥にはもう入れない
・ビートルズを全部手放す
・みみずをつまんで英雄
・おネエはすぐ泣く
・ぜんぶ覚えてる
・奥にはだいたい何もない
・幸せと不幸が表裏ならばモグラ叩きの数が合わない
・きんたまを舐める仔猫の愛らしさ天使はだいたい両性具有
・墓の下には仮面
・あばら骨の数だけ無念
・それよりも巻き爪が痛い

トンネルのように奥までずっと続く、謎、謎、謎の連続であると言える。

一貫して、孤独を感じさせる句が多い。

多数派ではなくて、少数派の意見に立つことが多く、それゆえに、何事に対しても考えすぎてしまう立場に立たされる。

星野さんの悩みは、考えないですむ人たちと一緒に居る時に感じる、不条理な疑問を、口に出して言う訳にはいかない状況に立たされている為に、そのモヤモヤが消化不良として体内にずっと残っていた。

そのモヤモヤを述べる一つの手段が、句であるように思われる。
冷徹な出来事について述べている句が多い。

「冷徹」を辞書で引くと、「冷徹」とは、
感傷的にならず、冷静に、物事の根本までを鋭く見抜いている様、とある。
うーん、そのとおり。

特に

・冷凍マグロのようにゴム長で蹴飛ばされる
・誰にとって安全日

など、
星野さんの句には、一貫して冷徹な厳しさがある。

安易に心地よい環境に身をおかず、現実として、最終的にそうなるのではないかという、物事の根源的な部分を見つめようとしている姿勢が見受けられる。

二人でその後、鍋パーティーを開催したところ、

・句会ならではの残尿感   祖啓

という句が詠めた。

これは、お互いが多弁ではなく、無口な性格が募って、そのような空気感が発生した。

星野氏はビールがお好きなようだ。
また、最終的にこの日の思い出は、

・褌の龍   祖啓

という一句になった。

星野さんは、褌のデザインに龍を起用しようとしていた。

常に考え続け、深刻に悩んでいく姿勢が多い星野さんだが、

・桃をむさぼる
・予告編がピーク

などは、完結に人間の本能、衝動をとらえた、極めてシンプルな句であると言える。

星野さんの句にはどちらかというと、人間、動物、社会といった出来事が多いのも特徴であると思う。

セピア色な色調で、それらが淡々と描写されていく。

せっかく出会えた、島根県内の自由律俳人と、今後は、バーベキューや花火大会など開催すべきか?微妙に悩んでいるこの頃ではあるが、ひとまずは、今回の原稿を終わらせていただく。

※原稿を掲載するにあたって、再度、星野さんと呑みに行き、謎の親交が深まった。
居酒屋で酒を呑み、最後には、エビの天ぷらを割り箸でつまみあげ、
空中で踊らせたあと、しばし沈黙し、迷ったあげく、最後にはそのエビを食べたという噂である。            おわり

2017年8月7日月曜日

句会報 第23回

特集  竹取族とは何か?


今回は、「竹取兄さん」と呼ばれる種族の人たちの生き様について考えてみようと思う。

竹取兄さんは、将来、「竹取の翁」へと成長すべくしてこの世に生まれた男であり、
以下のように名前が出世しながら変化する。

竹取小僧 → 竹取兄さん → 竹取おじさん → 竹取の翁

どのような進化を遂げて、竹取の翁へと成長するのだろうか?
生物学的に、研究せよ。



★竹取小僧の成長過程

竹取小僧は、竹やぶの隣に生まれた少年であり、
竹林で遊びながら、竹細工をして、タケノコを食べて育つ。

特徴としては、まだまだ未熟であるため、でかくなりすぎたタケノコを掘り、
あくぬきに失敗し、苦い想いをし続けるのだという。

また、竹取で使用した選定バサミやノコギリを竹林で紛失する事もしばしばで、
夕方になって日が暮れるまで、ひたすら失くした道具を探すことに明け暮れる事になる。

竹取小僧は、天秤のように竹竿を持ち、あらゆる物資を運搬する。




★竹取兄さん

ようやく竹取に失敗しなくなり、一人前になったのが竹取兄さんであり、
古い竹と新しい竹の性質を見抜き、用途におうじて竹を使い分けたり、
何メートルもある巨大な孟宗竹を次々と切り倒し、正月には門松を作ったりもする。

巨大な竹達との格闘に一番精を出しているお年頃と言えよう。

それだけにケガをする事も多く、竹の枝で目を突き、角膜に傷が付き、心配しすぎて眼科に通院したりもする。

また、この頃、思想面でも成熟化し、将来、自分が、竹取の翁へと成長し、人生を終える事を自覚する。

竹に切り目を入れる時の角度と姿勢が、潔く、かっこいい。



★竹取おじさん

竹取おじさんは、すっかり竹を取ることが生活の収入源になった状態の男であり、
通年で何本竹を取り、どのように加工して出荷するのかを常に考え続けている。

また、竹林の駆除を依頼されたならば、竹の切り株に穴を開け、除草剤で抹殺を試みようともする。
竹きり専用のチェーンソーの刃(刃が2倍)を大量購入し、竹林をまるごと伐採したりもする。(儲かるから)

この年代は、体力面よりも、戦術性や、技術力を磨く時期であると言える。

工事現場の足場の材料に竹竿を使用したい為、日中同盟を結ぼうとしている。

ほか、タケノコでチンジャオロースを作りすぎ、家族に飽きられてしまう危険性があるらしい。



★竹取の翁

いよいよ、竹取族たちの人生の終焉期として、竹取の翁へと老熟を迎える事になる。

もはや、竹取の翁にとって、竹は、自分の分身そのものであり、120年に一度咲き、枯れるのだという伝説の竹の花の発生源を探し求める事が、最終目標となっている。
竹が風で揺れる音を聞き、竹の花を見つけては、一人微笑み続けるのだが、そしてやがて、思わぬ事態として偶然にもかぐや姫と出会うことにもなる?

竹を極めた男は、まさか、こともあろうに、月の住人と出会い、彼女を育て上げたはてに、月との交信をする事にもなろうとは!

全くもって、人生は奇なる事の連続であるとも言える。

竹取の翁は、竹やぶの隣に住み、若竹が家を破壊することをも許容して人生を送っている。

家の畳に地下から成長した竹が突き刺さり、槍ぶすまさながらに、竹まみれになった和室の中で生活し、人生を終える事になる。

もはや、タケノコを掘ることもない。(ペットとして、パンダを2頭飼っている)

タケに家を半壊させながら、竹取の翁は、どんな竹藪でも通過できる、スリムな体型へとやせ細り、
密集しすぎた竹藪を、自身の棲家として自由自在に移動ができるようになるのだという。



これこそが、竹取の翁の真の姿。
これこそが、「竹取物語」と、呼ばれるストーリーなのだろうか?


現在、私は、なんとか竹取兄さんの身分から、竹取おじさんへと昇進できるよう、努力を積んでいるところではあるが、もしかしたら?将来、竹取の翁にまで進化し、成長をすることができるかどうかについては、さすがに我ながら自信が無い。

国家ライセンスとしても、竹取の翁になることは、難関中の難関と噂されている。

自信は無いが、しかしたしかに、竹取の翁の生き様は魅力的である。






かぐや姫も、魅力的。










そんなこんなで、男のロマンではありますが、
月の住人に出会いたい為に、今日も竹やぶへ、竹を切りに行きましょう。

 

2017年7月31日月曜日

句会報 第22回

新連載を執筆中の最中ではあるが、この度は、検察審査会に出席しながら、俳句を詠むためには、どのような工夫を行えばよいのか?
という内容で記事を書いてみようと思う。

ツタ退治の講座につづく、単独読み切りの第二弾になる。

もしかしたら、将来、裁判員制度の裁判員に選ばれてしまう可能性もある、日本中の俳人たちに向けての予備知識として必要な特集と思われる。

↓検察審査会の概略については以下を参照せよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A

検察審査会に出席した人間の境涯俳句とは?

検察審査会に参加をするにあたって、どのような季節感、
境涯を感ずれば良いのだろうか?という課題について、いくつかのポイントがある。

・守秘義務
・くじ引きで当選した
・裁判所の雰囲気について
・少しだけ臨時収入
・書類
・検察審査会ならではの人見知り

これらは一体、どのようなポイントなのだろうか?




★守秘義務について

以上の内容について詳しく記事を書くべきだが、
一番、重要な問題は、なんといっても守秘義務である。
どこからが、処分の対象になるのか?法律上、違反になるのかを、常に吟味して
検察審査員は、記事を書いていく必要がある。
この緊張感、ある意味、普通の句会では味わえなかったスリルだ?
自分が書いた文章が、法律上違反になり、罰せられるのだとすると、
あらゆる、固有名詞、地名、日時、金額など、諸々、具体的な事を一切、述べてはならない。

・私は、具体的な事を述べては、いけない

このような、不思議な心境に脳内がいっぱいいっぱいになってしまうのだ。
たしかにこれは、普通の日常生活を送っていた時には詠めないような心境の句が詠める。
そこについて、追及せよ。





★くじ引きで当選した

なぜ、自分が検察審査員になったのか、なれたのかについては、
すべて、公正なくじ引きの元、決定したのだという。
それ以外、何も理由は無い。天命なのだろうか?
就職の志望動機とは、百八十度異なる設定での労働基準から、スタートを行う事になる。

・くじ引きで、合格





★裁判所の雰囲気について

必ず集まる事になる、裁判所。
必ず、毎回、裁判所へ行く。
必ず、裁きを受けに行く、裁きを行いに行く事が、
スケジュールに明確に計画されている人生というのは、ある意味、とても奇妙な光景だ?

・人が人を裁くのは、難渋






★少しだけ臨時収入

検察審査会ならではの、支給額が支給されるのだが、
もちろんこれも、守秘。
秘密の金額が、各員に支給される事になる。
密かにではあるが、交通費の内訳については、念入りに支給が行われているらしい。

・検察審査会ならではの時給






★書類

膨大な量の資料!
生まれてはじめてみる書類と、次々とご対面する事になる。
シャチハタ印は却下されるので、認印を持参する事になる。
世にも珍しい書類だが、外部への持ち出しが禁止されている。
どのような書類であるかは秘密だが、なんとも、国家と向き合っている心境に立たされる気持ちになる書類が多い。

・知らない書類とご対面、どうする?

 



★検察審査会ならではの人見知り


最終テーマはここに行き着く。
まだまだこれからも、検察審査会に出席し、検察審査会の世界観にどっぷりとつかる事になるのだが、
一番奇妙な事は、検察審査会は、人見知りとは何かについて
研究を行う事の最高の環境である、と言える。
人が人見知りを発生させやすい場所といえば、
町内会、学校の教室、ガソリンスタンドなどが、まずは筆頭に上がるところだが、
ことに、検察審査会もこれまた、独特の人見知り感を体験する事になるイベントである。
ある意味、これを味わう為に法律を守っているのではあるまいかと思うほどである。

独特な空気の中、支給されたペットボトル(250ml)のお茶をのみ、お昼に近くのスーパーまで歩いて行き、弁当を買い、独特な空気感での人見知りを行いながら一緒に昼食を食べる。
これこそが、検察審査会なのだろうか?
もちろん、事件の内容については、大切な事がたくさん出てくるのだが、
守秘義務をとても守りたくなった為、書かないことにする。

検察審査会が満了した暁には、さらなる守秘感にあふれた原稿を書く事ができるのかもしれない。
そしてまた、もしも将来、裁判員に選ばれてしまった時の心構えとして、さらなる準備を備えて置く事にしてみよう。

・裁判員制度に向けて邁進せよ





検察審査会は、基本的に、辞退ができない事になっている。
理由なく欠席した場合は、処分の対象となる。
そして、どこまでも、秘密を守らねばならない・・・。

懸垂せよ!

そんな時は、懸垂せよ。

2017年7月11日火曜日

句会棟梁 常連参加者一覧表

句会棟梁では、
現実の世界での俳人を集める事が困難であったため、
架空の俳人を集め、句会を行う事が、時節、あります。

常連参加者のご紹介

・ママチャリ ノ サビスケ

いわゆる、ママチャリ。
創設当時から秘書を務める献身的な、マスコットキャラクター。
頭はあまり良くないが、愛嬌で、何かと危機をフォローする。
口癖は、「まかしとき!」



・百獣の王ライオン

島根県松江市の某公園の遊具として子供達と戯れる日常を保ちつつも、
なにげと、百獣の王として君臨している生き物。
句会内一の常識家ではあるが、
それだけに、意見の衝突が絶えず、ささいな事で憤慨してしまう難癖を持つ。
口癖は、「なんのその!」



・ワイパー

無条件に、無償の愛を与え続けてしまうという、
天使のような存在ではあるものの、
ウォッシャー液の補充や、天候との相性を見誤ると、
クレイジー以外の何者でも無い、異常行動をとってしまう、
生粋の応援家。



・フラワーロック君

1990年代、日本のトップにたった経歴を持つロック歌手。
以後、各地を転々としていたが、
句会棟梁に、ヤフーオークション経由においてスカウトされ、常連参加者に就任。
まだまだ、これからの活躍が期待される大型新人である。



・レジ袋

絶対的縁の下の力持ちとして、この世に生まれし、召使い。
別名「ちょこざいな、召使い」の異名を持つも、
あまりにもその、やられっぱなしであるスタンスは、
時に、人を感動させ、常識を根底からくつがえす。



・臥薪嘗胆麺

横山光輝ワールドより、召喚されたと噂される、中華料理屋の店長。
句会棟梁の会計監事を務める。
何かと理屈っぽく、微妙にケチだが、頭は良い。



・コロッケ四段

「コロッケおいしい」の一句を投じた事で、
日本中の俳人を震い上がらせたブータン出身の天才俳人。
その力量は、底知れず、永久に困る。



・お客様貸し出し車

某ホームセンターの、お客様貸し出し車。
何かと便利で、気さくな軽トラではあるが、
いざ、事故を起こした場合、色んな意味で、おこられすぎる。



・おなら連盟

フリーメイソンを影で操っていると噂される、地球規模の秘密結社。
人類のおなら規約についての、全権限を牛耳る。
恐るべき、誠に恐るべき、影の独裁者。

2017年7月10日月曜日

句会報 第21回

新連載 「コロッケおいしいリターンズ」


第1話 謎の俳人コロッケ四段



この連載は、架空の俳人が集まり、句会棟梁の中において、架空の句会を開催するという内容の物語です。

聞くところによると、問題句「コロッケおいしい」を投句したのは、ブータン国籍の謎の俳人、コロッケ四段である事が判明した。

そして、その時の人である、コロッケ四段が、なんと、留学生として何年間にも渡り日本に在籍し、なおかつ、句会棟梁に、この度、参加してくれる事になったのだ。

常連参加者一同は、皆、困惑しながらも、奮起感激した。

ママチャリーノ「これは、一大事ですね!ソケイさん!」
ソケイ「ほんとだ・・・・・・。一大事だ。」
百獣の王ライオン「なんのその!返り討ちにしてくれるわ!」

句会の内容については、即吟形式で争う事になった。
集まって自己紹介を終えたあとは、題詠は自由。
即興で句を詠み、どちらが優れているのかを競い合うのだ。

真剣勝負以外の、何者でもないぞ!

早速、謎の俳人コロッケ四段が到着した。

コロッケ四段「句会棟梁の皆様、はじめまして。ブータンからやって来ました、コロッケ四段と申します。」
ソケイ「はじめまして。ソケイと申します。早速、句会をやりましょう。」

早速、句会がはじまった。

経過時間    名前       句
5秒      ママチャリノサビスケ  コロッケやキャベツを添えて皿の色
11秒      百獣の王ライオン  コロッケや蛙飛び込む水の音
20秒      ワイパー     コロッケは何かと便利弁当だ
21秒      ソケイ       コロッケやキテレツどもが夢の跡
22秒      フラワーロック コロッケ姿のしぐれてゆくか
23秒      コロッケ四段  コロッケおいしい
23.5秒     コロッケ四段  日常たのしい
23.8秒     コロッケ四段  人生たのしい

ソケイ「まいりました。」
ママチャリーノ「負けました。」
ライオン「お手上げです。」

勝負は一瞬で決着が着いた。

まさかのコロッケ四段、1秒の間に、3句を立て続けに詠んでくるとは!

あまりの天才ぶりに、皆、驚くばかり。

早さもさることながら、その句の自己完結ぶりには、誰も到達する事ができない何かがあった。

ソケイ「句の境地として、『人生たのしい』と宣言されてしまっては、お手上げです。おそらくは、一生かかっても、勝てない事を悟りました。どうしたらそのような素晴らしい境地にたどり着くことができるのでしょうか?」
コロッケ四段「自分の幸せを自分で決める事。ブータンでは当たり前よ。」

以上が、コロッケ四段の快進撃の序幕である・・・。







以後、彼が何連勝するのかにつきましては、読者の想像にお任せすることになりますが、「コロッケおいしい」という句の魅力について、色々と模索したところ、これはどうも、ブータンの国民性のほうが、日本よりも優れているという問題と非常に類似している事に気がつきました。

国民の幸福度を上げることを目標に政治が行われている国と、そうでない国とでは、一体、どちらが進んでいて、どちらが近代国家なのか?

どうも、日本のほうがはるかに遅れている事が多いように思います。

国民の97パーセントが、自分を幸せだと言っている国の思想とは?いかなる仕組みになっているのやら?

以後の連載において、ブータンの国民性について勉強をしてみまして、謎の俳人コロッケ四段の強さがどこにあるのか?連勝記録の秘密はどこにあるのか?

それらを紐解き、紹介していく事にいたしましょう。

いやはや、とんでもない俳人が句会に参加してくれる事になりました。 (架空ですが)

第1話 終わり

2017年7月9日日曜日

句会報 第20回

連載 「コロッケおいしい」句の研究について 最終回

ゲーム「おいしいコロッケを作ろう」のエンディングを目指している最中ではありますが、ここで一旦、連載を終了し、コロッケおいしいから学んだことをまとめてみる事にしましょう。
問題句「コロッケおいしい」という文体のその、魅力と、短所と、そして、世にも奇妙なゲーム性?などについて、いままでの連載で紹介し、扱ってまいりましたが、この文体のさらなる活用法として、「〇〇おいしい」を、「〇〇たのしい」と、添削をする事が、選者としての一つの試みであると、思うようになりました。

↓添削例

・朝食たのしい
・散歩たのしい
・昼寝たのしい
・仕事たのしい
・会話たのしい
・コロッケたのしい


これ以上、添削のしようが無いほど、本人の中での自己完結が進んでいる状態。

「コロッケおいしい」句のエッセンス、遺志?を受け継いだ場合、その先の未来として、このような俳句の世界が広がっていくのだと思います。

人生を生きていく上で、「たのしい」以上に、求めている事は、ほとんど少ない。

しかし、ほとんどの人は、実際の日常生活が、楽しくないので、様々な表現や、理由、代償、見返りを求めようとして、頭の中で色んな理由や色んな当てつけを、考えようとするものです。

・日常たのしい
・人生たのしい


これを、常にキープできる人間になることが、本当に、自分が本来したかった、子供の頃からの「本音」の気持ち、「志」であるとすると、なぜ、季語をつけたり、リズムに凝ってみたり、わざと難しい言葉を使ってみたり、知力や体力が優れているかのような表現をしてみたくなっていたのか?

色々と、取るに足らない不要な悩みであったと思います。
何事も、「苦しい」場合は、あらゆる表現を駆使して、雲を晴らそうと、四苦八苦しますが、それが「たのしい」に転じてしまえば、空気のように、存在が透明になり、それは、どこまでも許容できるもの。
無条件に受け入れる事ができる器を、入手した、という、達成感を得る事ができるのだと思います。

何を入れてもよいのだし、そのままカラッポでも良いという名器。
それこそが、「コロッケおいしい」という、自己完結において非常に優れている言葉が伝えたかった気持ちの、一番根っこの部分であるように思います。

また、いまだ楽しくないという事を、楽しくする為の方法は、「努力」以外、何も存在しないのではないか?

こうなると、全ての人間は、少なからず楽しくない事を、影で抱えて生きているのですから、
「努力をしていない人間」というのは、実際のところは、この地球上には皆無であると、その存在を、許容する事ができます。

以上で、問題句コロッケおいしいの研究についての連載を終えることになりますが、少し寂しくもあります。

これに匹敵するくらいの問題句に、また、時節出会って行き、句会に花を添える事にいたしましょう。

・コロッケおいしいし、コロッケたのしい


終わり。

2017年7月6日木曜日

句会報 第19回

連載 第4回 コロッケおいしい句の研究

コロッケおいしいを、先どっている人達

コロッケという食べ物の世界観を色々と、模索したところ、
すでに、コロッケおいしい句の世界観を先どってしまっている方たちが存在している事が判明しました。

その名もズバリ、「おいしいコロッケを作ろう」というゲームについて。

http://www.geocities.jp/nnmtondayanemadetonda/korotuke.htm

https://www.youtube.com/watch?v=Uid0Pf-amDE

ああ、これこそが、「コロッケおいしい」という一句を投句した方達の、真髄であったとは!

https://www.youtube.com/watch?v=JIEORd4QoL4

とにかく、困ったことになりました。
「コロッケおいしい」を投句した人間の頭の中は、たしかに、このゲームの世界観と、唯一無二であるように思います。

まさか、すでに実在してしまっていたとは。

こうなってくると、いままでの発言も、また、ストレートに自分に跳ね返ってくることになり、このゲームを作った人間と、一体一で向き合っていかねばいけない責任が生じたように思います。
過去の発言の、責任を取らねばならなくなりました。

まず、正しく向き合う為には、このゲームを、真正面からスタートし、エンディングにたどり着く事が、人としての礼儀であるように思いました。

「おいしいコロッケを作ろう」という、人生ゲーム。

それは、なんと、甘美かつ奇怪な世界観なのでしょうか。

出会ってしまったからには、とにかく、取り組んでみましょう・・・。
連載、第四回目終わり。

長く険しい道のりに、なりそうです。

2017年7月5日水曜日

句会報 第18回

連載 第3回 コロッケおいしい句の研究について


可愛い子には旅をさせよといいます。
また、ライオンの親はわざと我が子を崖に突き落とし、成長をさせるそうです。

コロッケおいしいについても、同じ事が言えます。
「コロッケおいしい」という一句を、句会に提出した人間と、縁あって、一生のお付き合いをするのだとすれば?
我が子と同じレベルでの愛情を注ぐのだとすれば、たしかに、甘やかしてばかりいる訳にはいけません。

今回は、コロッケおいしいを投句した人間と、どう向き合っていくのかを、生涯に渡る大きさで取り掛かってみようと思います。

句友の働猫さんの言葉をお借りし、「修羅」の心境で、この問題句とむきあってみましょう。

コロッケおいしいの欠点

この句のどこがいけないのか?と、なりますと、まず、中身がなさすぎる。あまりにも、中身が無い、という事が第一に問題になってきます。
コロッケがおいしいという喜びについて、報告しただけで完結しており、その先の事を何も考えていない。あまりにも、しっかりとしていない句です。
読み手が心配になってきて、やむやむフォローせざるを得ない、先の無さを秘めています。
かといって、弱々しかったり、病んだりしているわけではなく、無駄に元気で、無駄に明るい状態こそ、この、コロッケおいしいという一句の境地であるように思われます。

・可愛さ余って憎さ百倍、コロッケおいしい

なぜ、コロッケでなければいけないのか?

誰でもよかった、という感覚は、人生を損ねてしまうように思いますが、
また、コロッケでなく、何でもよかったという感覚もまた、人生を損ねてしまうように思います。
やはり、これは、コロッケでなけねば得られない何かがあるように思うのです。
試験的に、違うおいしさを並べてみます。

・味噌汁おいしい
・カツ丼おいしい
・刺身おいしい
・ステーキおいしい
・そばおいしい
・焼肉おいしい
・アイスおいしい
・コロッケおいしい


うーん・・・・!???
これは、どう読み取ればよいのでしょうか?
コロッケと、それ以外の食べ物との違いは、「コミカルさ」「軽快さ」であるようです。

「コロ」という発音がなんとなく、擬音として、丸くて愛嬌がある物を連想させます。
「ッケ」は、あだ名か、愛称としてつけられているのではないか。妙に親しみが湧く名前です。
そして、何も中身がなく、軽快で、無駄に明るい。先の事は全く何も考えていない、
能天気、安直、安易と、漫画のように、コミカルな世界観が無限に広がっていきます。
なんとなく、弁当に添えてみますと、コロッケが主役であるかのような、錯覚さえ生じましょう。
やはり、コロッケおいしいには、コロッケおいしいならではの魅力があることが分かります。

現在、巷では尾崎放哉賞なる立派な賞が開設され、選者のほうも、色々と気合が入っている様子です。
もしも、このような立派な賞の選者になり、「コロッケおいしい」という一句に出会ってしまったならば、どのような句評を述べるべきなのでしょうか?

選者「コロッケは、おいしい。うーん・・・、コロッケは・・・・、おいしい。おいしいよ・・・・・・、コロッケ。」

コロッケおいしいは、あまりにも中身が無い為、逆にこの地球、人間という生き物の世界そのものを
風刺しようとしているのではないでしょうか?
依然として、深刻な状態が存続されておりますが、今回は、ここらで一旦、終わりましょう。

コロッケおいしいに、何も将来のビジョンが無いのだとすると、
この連載の今後も、また、無限の問題を抱えていく使命を担ったと思われます。

連載第3回目、終わり。

(余談ですが、コロッケおいしいの軽快さに対抗できる唯一の食べ物は、「たこ焼き」であることが分かりました。)

・コロッケおいしい
・たこ焼きおいしい

たこ焼きも、おいしいです。

2017年7月3日月曜日

句会報 第17回

 

連載記事 第二回 コロッケおいしい句の研究

 

「コロッケおいしい」を論ずるための道のり


コロッケおいしいという一句を、駄句であると断言する為には、コロッケという食べ物がどういう料理であるかをあまりにも知らなすぎる事が問題になってきました。
本当においしい、人の人生を変えてしまうかもしれないほどの美味しいコロッケに遭遇した事のある人間からすれば、
「コロッケおいしい」これは、至上の一句である可能性があるからです。

自分の生涯でいままで食べてきたコロッケは、いまだ、その水準に達していなかったという事なのかもしれません。

さっそく、私は、コロッケおいしいの句評を行うに当たっての入口に立つ為に、ネットを使いあらゆる情報を集め、おいしいコロッケと、そうでないコロッケを見分ける作業にとりかかることにしました。

膨大な量のコロッケの画像、コロッケの動画、コロッケの定義について、あまりにも知らなすぎる。

それらをすべて熟知した上でやっと、コロッケおいしいの句評を行う事ができるのかもしれない・・・

「コロッケ」で画像を検索すると、少しだけ、人間のコロッケも混ざっている事が判明します。

人間のコロッケ?
人間のコロッケは・・・・・、
人間のコロッケは・・・・・・・・・・、人間だ。

ここで、人間のコロッケについても、混ぜて考えた上で句評をしていきますと、
あまりにも複雑で困難な気持ちになったため、自粛をしました。
※誠に残念ながら、人間のコロッケについては、この連載では取り扱う事ができません。

かなり悩み、困惑するところではありますが、まあ、気を取り直して・・・、

コロッケの材料について

まず、コロッケがなぜそんなにもおいしいのか?材料について考察を進めていく必要があります。

コロッケを作っている動画を観察する↓

コロッケがおいしくなる原因の一つとして、

・竹串が通るくらい煮る
・もう一度火にかけ木べらで潰す
・玉ねぎが透き通るようになったなら
・卵、薄力粉、水、1:1:0.5くらいの比率
・180度の油で揚げる
・最初に入れたコロッケに揚げ色がついてきたら油の温度が上がりすぎないように次の種を入れる
・色づいたコロッケを取り出す
・火を消して、最後の一個が揚げ上がり


コロッケおいしいの一言の背後には、このような名言が隠されているのだとすると、
たしかに、駄句だとは言いづらく、うなだれてしまう負荷が発生しました。

特に、

・最初に入れたコロッケに揚げ色がついてきたら油の温度が上がりすぎないように次の種を入れる

などは、一体、どのような心境なのでしょうか?
コロッケおいしいという心境を発生させる背後に、そのような基本があるのだとすれば、全くもって井の中の蛙である事に気づかされます。

次々と、コロッケ動画は、襲いかかってきます。

・ラップをする、電子レンジで温める
・茹で方に、秘技があります
・まあ、いわゆる粉ふき状態にしたいんですよね
・はい、肉の色が、変わってきましたー
・牛乳。お塩。混ぜて行きます。
・ちょっとほどよく、コロッとじゃがいもの食感ころっとしたのは残りつつ、潰れるとこは潰れる。このねえ!食感の違いがいいと思います。
・四等分くらい取りましてですね、キュッとひとまとめにしてから、中の空気を抜く。
・コロッケの小判型に成形していきます。
・箸でアシストをするとですね。油がはねずに、綺麗に揚げる事ができまーす。
・ハイッ、取り出しまーす。


達人であるにも関わらず、なぜ、このようにとぼけていられるのか?
コロッケを極めた人間であるほど、かえって、このような、ふざけた返答をしてくる事の謎について非常に悩まされる事になります。

コロッケおいしい。その根源について、直に訪ねたならば、一体、どうすればいいんだ!?
次々と、コロッケ動画は、目に耳に、容赦なく、我々に襲いかかってきます。

コロッケ動画。色んな意味で悩んでいくと、避けられない課題として、アニメ、キテレツ大百科の主題歌、「お料理行進曲」についても、悩む必要が出てきました。



コロッケは、どうやら、おいしいという事は当たり前である食べ物であるようですが、
キャベツはどうした?と、詰問されたならば、たしかに、返答に困らざるを得ない問題が発生するようです。

コロッケはおいしい。たしかに、そうだ。

しかし、キャベツはどうした?

益々、問題が増していき困ってしまう様子ですが、とりあえず、連載を持ち越し、第三回に見送ってみることにいたしましょう。

連載第2回。キャベツの存在の事もあり、終わり!


句会報 第16回

新連載 コロッケおいしい句の研究について (序)


聞くところによりますと、「コロッケおいしい」という句がなんなのかについて、日本中の俳人、ほか、多くの人々が悩んでいるという噂を聞きつけまして、私自身も、「コロッケおいしい」という句が提出されてしまった事について、悩み出したところ、これが思いのほか、想像以上に謎が多すぎ、答えを見出す事ができなくなってしまいました。
よってこの度、句会報を何回かに分けまして、「コロッケおいしい」という一句を読み解くと共に、コロッケおいしいに付随する、コロッケおいしい句というジャンルを開拓し、自由律俳句の世界を今一度見直してみようと思います。
なかなかに、研究のしがいがある内容になっております。

 

問題句「コロッケおいしい」の特徴とは?


まずはじめに、この一句の大きな特徴としては、
リズム、文体が二節で完結している事、自分の感想を最短で述べている事、深い意味が何も無いこと、などが、人々を魅了する最大の特徴であると思います。
かつて、お笑い芸人の小島よしおさんが、「そんなの関係ねえ!」という言葉で日本中の人々を魅了した物ですが、たしかに、コロッケおいしいという言葉も、使い方次第では、それに匹敵するだけの力を持っている、使いこなせないのは、読み手の力不足なのではないかと思われます。

なぜ?使いこなせないでいるのか?

まずはじめに、コロッケを安価でさほど、ご馳走では無い食べものと侮っているところが敗因であると私は思います。
コロッケは、明治大正の時代の頃に日本に普及したそうですが、その当時の感覚でコロッケに出会ったならば、コロッケおいしいという言葉に、皆、脳内が釘付けになってしまうはず。そのぐらい、珍しく高貴な食べ物だと見ることができないでしょうか。

コロッケおいしい句を並べてみる。

この一句の手法をまねて、連句を作っていきますと、まず、このような作品ができました。

・コロッケまずい
・スイカでかい
・キュウリ細い
・ラーメン美味い
・布団重い
・自転車はやい
・オバケ怖い
・まんじゅう怖い

「まんじゅう怖い」は、「コロッケおいしい」と互角に戦う事ができる、強い言葉であるようです?
句会に、「まんじゅう怖い」と「コロッケおいしい」の2句が提出された場合、どちらを選ぶべきか、非常に悩まされる事になります。

コロッケはおいしいと賞賛されているにもかかわらず、まんじゅうは怖いと毛嫌いされてしまう。
まさか、まんじゅうを怖がる本当の理由が、まんじゅうを食べたい願望の裏返しであるとは、なかなかに読み取れないものです。
この言葉だけで、そこまでのストーリーを汲み取れるとしたら、俳句というよりも、とんちかなぞなぞと言ってもよいでしょう。しかし、なぜか、それをしたくなるだけの魅力がコロッケにはあります。

コロッケおいしいに、本当の理由はあるのか?

「コロッケおいしい」が「まんじゅう怖い」に匹敵する位、深い意味を持つ言葉であったとすると、コロッケおいしいと述べる事には、人間の本当の願望が裏返しになっている可能性を疑う必要がでてきました。
「コロッケおいしい」と言っている人間の本当の願望、ねらいとは?

1、コロッケに敷いてある油紙を入手したい為に、わざと、コロッケが多くなる環境を整えたかった
2、本当はメンチカツを食べているのだが、語彙が無く、コロッケという名前だと勘違いしている
3、コロッケという発音自体が可愛らしいので、その名前の存在自体が、おいしいと言っている

うーん、謎が多すぎて早くも、迷宮から抜け出せなくなってしまいました。
今回は、ここまで述べましたが、続きは次回の句会報に載せる事にしましょう。
よろしくお願いします。

連載1回目、終了!

2017年6月12日月曜日

ラーメン句会のご案内


自由律俳句の会『棟梁(とうりょう)

ラーメン句会のご案内

 

 

場所    松江駅近郊

 

日時    平成2974日㈫ 2000~深夜(終了時刻未定)

(まれに、開始時間が遅れることがございます。ご了承ください)

 

参加費    無料(ラーメン代は自腹)

 

用意するもの 特になし(ラーメンの専門書を持参せよ)

 

内容    ラーメン食べ歩きの勉強会を目的とした句会。

      松江駅近郊のうまいラーメン屋を発掘しながら、酒を呑み、

      ついでに句を詠むのが目的。

 

準備    昼飯を抜くなど、なるべく腹を空かせた状態から

      ラーメンを食べ始める。

      2、3軒はハシゴしたいところです。

 

主催    句会『棟梁』  代表 中筋(なかすじ)()(けい)

      

連絡先   nakasujisokei@gmail.com

2017年5月27日土曜日

句会報 第15回

色んな意味を含めての、自己破産への道のりに追い込まれてしまった、句会棟梁では、急遽、平成29年度、決算役員会を開くことになった。
その為に、いままで、句会の開催に携わってくれた、あらゆる生きとし生ける物たちの中から、役員をやってくれるという存在を選出し、なんとか、開催日までに重要役員を揃える事に成功した。
集まってくれた役員は、以下の通りである。

役員名       名前            通称

代表兼司会       中筋祖啓          大工のそっさん 
秘書        ママチャリ ノ サビスケ  ママチャリーノ
会計監事     臥薪嘗胆麺         麺さん
広報        百獣の王 ライオン    ライちゃん
営業        フラワーロック       ロックン
後援        ワイパー          ワイパー

※この物語は、フィクションですが、現実と、似ている所もございます。




ソケイ「本日は、お忙しい中、句会棟梁の平成29年度決算役員会にご出席いただき、誠にありがとうございます。お恥ずかしい話ではありますが、この度、自身の力量不足により、経営の破綻を筆頭に、今後、存続を危ぶまれる理由が5箇条もございます。皆様のお力をいただねば、この句会は近年、潰れる運命にあります。何卒、ご協力ください。」

役員会の会場は、松江市浜乃木町にあるウグイス公園の青空の元、開催された。白雲清らかな素晴らしき晴天の最中、存続の危機について語り合う事になった。
会議の為に、用意されたお菓子は、かっぱえびせんである。

ママチャリーノ「まかしとき!数々の試練をソケイさんと共にしてきたんだもの。とにかく、まかしとき!」
 秘書であるママチャリノサビスケは、自由律俳句TVでの登場回数が最多の古参キャラ。日頃から、すっかり主役級の扱いの彼であったが、ますます、活躍がしたくてしょうがないお年頃のようだ。存続の危機という話題であるにも関わらず、まったく危機感が無い。

臥薪嘗胆麺「会計監事を仰せつかりました、臥薪嘗胆麺であります。つい二日前に役員として雇われ、この度の決算書を作成した者であります。代表のソケイさん、秘書ママチャリーノさんより提出された今年度の明細書、記録書類に嘘偽りはたしかにありませんでした。とりあえず、大変な赤字になっているという事だけは、誰が見てもすぐに分かります。」
 臥薪嘗胆麺は、中華料理屋の店長であるにも関わらず、何を間違ってか、役員会の重役である、会計監事として雇われる事になった。しかし、元々が経営者という事もあって、今回の役員の中では最も仕事の能力が高く、発言に信憑性の持てる男。

百獣の王ライオン「8時間前に役員として誘われました、広報担当の百獣の王ライオンです。すぐ隣にある公園の遊具として子供達と戯れ、日々の生活を勤しんでおります。句会棟梁の事は何も知りませんが、よろしくお願いします。」
 百獣の王ライオンは、紳士的で、最も常識に富んだ一般市民。それだけに、句会棟梁の恐ろしさについて、何も知らない。知らぬが仏な、お幸せな男である。

ソケイ「さっそく、第一の議題を提出します。句会棟梁が潰れる要因は、以下の五箇条に集約されています。」

ソケイはフライングした。

残り二人の役員の自己紹介は割愛され、いきなり会議ははじまった。

 

句会棟梁が潰れるかもしれない要因 五箇条↓

 

1、 乃木公民館へ微妙に行きづらくなった

2、 近所の居酒屋へ微妙に行きづらくなった

3、 人見知りがますます、加速しつづけている

4、 ユーチューブの使い方について悩みすぎる

5、 句が無い


決算役員会ではあるが、決算が赤字であることは、対した問題ではない。
それよりも、はるかに精神的な悩みが問題として列挙されていた。



1、 乃木公民館への訪問について

ソケイ「家からすぐ近くにある、乃木公民館へ微妙に行きづらくなってしまいました。このままでは、なんとなく元気がなくなり、句会が潰れてしまうかもしれません。どうすればよいのでしょうか?」
ライオン「うーん?よく分かりません。そもそも、なぜ、そんなにも行きづらくなってしまったのでしょうか?」
ソケイ「分かりません。自分でも、よく、分かりません・・・」
ママチャリーノ「代弁いたします。これはおそらく、日々の生活で様々な目的のお使いがあり、公民館の前を横切ることがあるのですが、なにも公民館へ用事があって前を通過しているわけではないので、知っている人にすれ違った際に、会話の内容や、言動について、時節、困る事が多々ある、という事のようです。」
ライオン「わかりやすい解説をありがとうございます。しかし、それは、普通に挨拶をすれば良いだけではないのですか?」
ママチャリーノ「それが、家の近所であればあるほど、より、コアで緊急な内容のお使いの為に外出している事が多く、言うなれば、救急車のような勢いで家から出発して移動している事が多いのです。そのような状況にあっては、公民館の方々と挨拶を完璧にこなすことを優先したがために、緊急の用事を、少しだけ、仕損じたという損害が発生するのです。用事の相手が物であれば、自分が我慢すれば良いだけの話ですが、会社仲間や、家族、それ以外にも大事な人に負担がかかる内容であった場合、はたして、なんとも、やるせない気持ちに襲われるのです。」
ライオン「具体的に、どのような内容のお使いなのでしょうか?」
ママチャリーノ「はい。郵便物をポストに入れる。銀行の振込。給油。クリーニング。買い出し。ゴミの処分。また、一番重要なのが特命のお使い(どうしても頼まれている重要な用事)と呼ばれる類の物です。」
ライオン「しかし、それは、公民館の方々への配慮がなさすぎる。向こうだって、緊急の用事があって、日々、そこで生活をしているのですよ。」
ソケイ「誠におっしゃるとおりであります。だからこそ、句会棟梁が潰れる危機に陥っているのです。」
一番目の問題から、なんとも言えない消化不良に襲われる事になった。
一同、なんとなく、言葉がでない。

と、ここで気まずい沈黙になったところでようやく、フラワーロック君がやっと自己紹介できる隙間が発生した。

ロックン「議題中のところ、失礼いたします。営業担当のフラワーロックと申します。早速の議題で悩むところではありますが、それは、少々神経質すぎるだけなんじゃありませんか?私の本業は歌手ですが、そんな細かい事に気を使っていては、大きなことを成し遂げる事は、到底不可能でしょう。」
 フラワーロック君は、つい三週間前に、ヤフーオークションから句会棟梁にドラフト指名(16,000円契約)を受け、スカウトされた超一級の歌手であり、今後の活躍が最も期待されている重要役員である。それだけに、句会がいきなり存続の危機に立たされているとは寝耳に水で、少々、腹がたっているところもあった。しかし、とりあえずは、会議に出席しながらも、なぜか、陽気に踊りながら発言をしてくれた。

ソケイ「おっしゃるとおりであります。私には大きな事業は成し遂げられません。潰れます。」
 そりゃないよ、と言いたくなる所ではあるが、気が付くと、人生相談の悩みに輪になって相談するような形で、役員会の会議は進行していく事になった。



2、 近所の居酒屋へ微妙に行きづらくなった

ソケイ「そもそもは、乃木公民館で開催をしていた句会棟梁ですが、その時の打ち上げの場所として、近所の居酒屋で宴会を開く予定でした。ところが、数々の経営不振(基本的に参加者がいない)のことなどを理由に、会場の場所を松江テルサへ引っ越す事になり、それにともない、近所のお店へお客様をお連れする事を公言していたはずが、結果、すべて約束を破る形になってしまいました。不甲斐ない事この上ありません。」
臥薪嘗胆麺「今年度の決算書を見ますと、近所の居酒屋で使用した懇親会費は、5,000円以内にとどまっております。ほとんど行った形跡がありません。」
ライオン「この、星野光範さんという方との懇親会費は、公の物でしょうか?妙に複雑な内容になっておりますが。また、『ラーメン』とだけ記入されている特別な欄で、15,000円もの出費となっているのは、一体なんなんでしょう?」
ママチャリーノ「ラーメンは、句会に参加してくれた人達を接待するために、常に用意している懇親会費です。ですが、参加者が誰もいないので、ソケイさんが、毎回、いつもひとりでラーメンを食べて帰り、それらが積み立てられた物になります。星野光範さんは、出雲地方を代表する自由律俳人で、彼との接待をする為に発生した、交通費、食費、宿泊費、次の日の慰労費などになります。」
ライオン「慰労費?」
ママチャリーノ「星野さんの自宅で接待を受け、酒を呑み、飲みすぎたため、次の日は、二日酔いになったのです。二日酔いの状態で吐きながら仕事をした、そのための心身のケアに必要な擁護費用です。自分への慰めの金額です。」
ライオン「納得できません。会計監事様からみても、このような会計ははたして、決算書として成立しうる物でしょうか?」
麺さん「もちろん、ダメでしょう。ですが、ソケイさん本人にとっては、どうも、これらの会計上の問題はさほど、存続の危機に直結するような問題ではないようです。そうですよね?」
ソケイ「そうなんです。それよりも、むしろ、約束を破ってしまって近所のお店に入りづらくなってしまったことのほうが重大です。」
フラワーロック「場所を移転せざるを得なかった理由を、きちんとお店の人に説明すればよいのではないでしょうか?」
ソケイ「うーん、それもまた、難しいところです・・・」
ママチャリーノ「代弁いたします。移転せざるを得なかった、というのは、一応は事実なのですが、いざ、実際に移転をしてみたところ、割と、楽しい事ばかりだったため(受付の女の子が可愛かった)、移転の話を持ち出す事に罪悪感を感じてしまい、止むを得ない理由であった等とは到底、言いづらくなってしまった事情があるようです。家の近所よりも、たしかに、駅前の方が楽しい出来事が多いのは当然でしょうから。」
ライオン「結果的には、自分の娯楽の為に移転してしまった、という現実になっているということでしょうか?」
ソケイ「そうなんです。移転する前は、止むを得ない苦しい事情ばかりでしたが、いざ移転したところ、句会の会場が娯楽の場になってしまったのです。ですから、なおさら近所の居酒屋へ行きづらくなってしまったのです。句会存続の危機はそこにあります・・・。なにげに、エンジョイしております・・・・・。」
第二の議題も、なんとも些細なことではあるが、たしかに厄介で、すっきりとせず、永続していく問題である。
 
気が付くと、午後3時。はやくも一時間が経過した。ウグイス公園で遊んでいた子供たちも、なぜか異様な空気で悩んでいる大人たちを見て、気持ちが悪くなり、皆、帰宅してしまった。このままいけば、夜にまで議題を持ち越す事になってしまう。



3、 人見知りが、ますます加速し続けている

ソケイ「句会があまりにも不甲斐ない為、自信がなくなり続け、結果的に、人見知りがとどまる事を知りません。だから、潰れます。」
句会が問題というよりも、完全にソケイの人生相談になってきた。

 秘書ママチャリーノを除くそれ以外の役員一同は、そろそろ、役員をやめて家に帰りたくなってきたのだが、今日一日だけはつきあおうと我慢した。

フラワーロック「こうやって関係者一同、みんなを悩ませて公園に集めてしまうだけの力があるんだから、人見知りなんかじゃないんじゃないの?俺らには全然、人見知りなんてしてないじゃん。」
ソケイ「アッ!!ホントだ。こりゃあ、大丈夫だ!」
 まぐれあたりか?第三の問題は、速攻、解決された。



4、 ユーチューブの使い方について悩みすぎる

ソケイ「自由律俳句TVや、また、その他、自作の歌、CDアルバム等も作って動画を配信しているのですが、あまりにも、それらの今後の使い道が分かりません。このままでは、精神的におかしくなり、潰れます。」
 結果的には、この中で一番積極的に自身の野望を実現し、活動しているはずの男が、なぜか、自己報告は、「潰れます」が、基本になっている。それらのおかしな言動について、役員一同はそろそろ、問題の本当の着眼点に、気がつき始めてきた。

ライオン「ひょっとして、コイツ、おいしい思いをしたいだけなんじゃ!?」

 棚からぼたもちを得る事を、用意周到に常日頃、狙っている。計画的に、棚からぼたもちが落ちてきて、たまたま、自分の口においしい物が落下するように仕組んでいる、そのための謀略が、自由律俳句TVであり、自作の歌であり、そして、句会棟梁の開催であったりするのではないか?
 百獣の王ライオンは、どちらかというと、運動を好む男で、策略は用いないタイプだが、たまたま出席してしまった、会議の内容があまりにも厄介でめんどくさかった事に憤慨し、遂に、事件の真髄を見極めてしまったのである。

ソケイ「使い道が分かりません。どうすればよいのでしょうか。」
ライオン「そんなうまい話、あるわけねぇだろ!」

臥薪嘗胆麺「ようやく、ライオンさんも気がつかれましたね。この会議は、あまりにもムシが良すぎる事が前提に問題が提出されているのです。役員になる際に、口止め料を1万円頂いていたので、ずっと我慢をしていたのですが、そろそろ、やる気が失せてきました。そうなんです。これって、そういう事なんですよ。」

ママチャリーノ「あっ!麺さん、そりゃないよ、裏切ったな!」

 午後5時、会議は佳境に入ってきた。わざわざ呼び出され、臥薪嘗胆麺以外の役員は、無償で付き合ってきた、実に面倒くさくて厄介な話の数々。それらの最終目的が、ソケイが棚からぼたもちを得る事であったとは、怒りを通り越し、呆れかえるより他ないのである。

ロックン「わざわざ遠いところから、やる気満々で出て来たのに、そりゃないよ!」
ママチャリーノ「チッ。ばれちまったからには、やるしかねぇな、退会など、させないぞ!」

 ヤジや怒号が飛び交う中、ソケイが漏らした言葉はただ一つ。

ソケイ「やっちまったなあ…」



5、 句が無い

 と、ここで、修羅場になったところで、最後の役員、ワイパーという奇特な生物がやっと自己紹介をできる隙を与えてもらう事ができた。

ワイパー「皆さん、はじめまして!後援担当を引き受けました、ワイパーと申します。会議の内容については、先程まで寝ておりましたので、さっぱり把握をしておりませんが、とりあえず、役員一同、皆様の立場をそれぞれに尊重し、応援し続けます!」

 フラワーロックとライオンは遂に、ママチャリーノと口論になり、乱闘状態になった。

 臥薪嘗胆麺は理屈をこねながら、さらに賄賂をせびろうとしはじめた。

 ソケイは、「やっちまったなあ」と言いながら、ついつい賄賂を渡してしまう。

 それらを、後援者であるワイパーはそれぞれ、後ろから熱く力強く応援した。

 句会棟梁の平成29年度決算役員会は、ある意味、最も熱く、素晴らしく昇華していく事になった。
 全てがバレ、全てが明るみになってしまったからには、こういう展開になってしまうのも、止むを得ない。「句が無い」という最終議題については、もはや、全役員が気に留めている余裕など、どこにも無い状況へ陥った。

 と、言う訳で、役員一同が全力を尽くしてくれたおかげで、句会棟梁は平成30年度以降も、元気に存続できるようになったとか・・・?その後の会議の様子は、あまりにもえげつない事になったので、描写するに堪えない。

 誠にひどすぎる決算役員会ではあったが、会議を開催した恩恵として、以下の一句が最終的に詠まれたという噂である。


・おいしい味のする決算書      祖啓

2017年5月6日土曜日

句会報 第14回

今回は仕事と俳句というテーマで言葉と向き合ってみる。
人生を左右するほどの重要度を持つ言葉を厳選し、最も身近な存在である仕事という行為を今一度、俳句を詠むのと同じ感覚で見直してみようという企画である。

10つの言葉をキーワードとしてサクサク話を進めていく。

1、 ほうれんそう
まずは、一番最初に必要な能力として「ほうれんそう」がある。
報告、連絡、相談、それらを並べるとなぜかベジタブルな野菜になり、頭の中が、その野菜の名前の事で一杯一杯になる。
ほうれんそうを極めて行くことが、仕事そのものであると言える。その為には、個人的な私的な感情を常にかなり疑う必要があり、安易に物事の真相を決めつけてしまうと、かえって自分自身に全てのダメージが跳ね返ってくる事になる。

2、 会話の能力
・英会話教室よりも会話教室に通いたい   祖啓
そのような、句が詠めた。
会話ができないと、当然ながら仕事は、困難や混乱を極めます。

3、 電話応対
ほうれんそうと、会話の能力がある程度、最低限こなせるようになって、いよいよ、電話という道具に手をつける事ができる。携帯電話も、固定電話も、まさしく、神の裁きを下すほどの影響力を持つ機械として、この社会に世の中に君臨している。
責任を負う。電話に出れば電話に出るほど、その人は、たくさんの責任を負う。そのような感覚を実感する事ができる。

4、 セコム
ある程度は一人前の仕事ができたと思っても、ここに、セコムという問題が立ちはだかる。
いわゆる、セキュリティー、自分自身の防犯意識が大丈夫だったのかという事について直視している心境になるのだが、最上の防犯体制という物は、プロの組織を味方に加えサポートしてもらったとしても、途方も無く難しい。

ここに、セコムに関する句を列挙する。

・セコムは恋人なのか?
・セコムとのコミュニケーション密になり
・セコムらは肉親よりも駆けつける
・セコムに入社したい


あまりにも、防犯の事ばかり考えすぎていると、「セコムしてますか?」というCMが、この上ない無上の一句であるように思えてくる。尾崎放哉の「墓の裏へ廻る」という一句に匹敵するくらい、「セコムしてますか?」という一言に無限の謎を感じ、動揺してしまう自分がいた。

5、 飲酒運転
酒は人生をあきらかに、豊かな物にしてくれる産物であるが、飲酒運転という事実に真摯に向き合うとなると、あらゆる視点で、家族や友達であろうと、加害者と被害者が大量発生し、気が付けば、悪夢のような設定が誕生する事になる。
・飲酒運転ならではの隣組    祖啓

6、 ドタキャン
仕事に関するキーワードの中でも、いよいよ、最も魅力的な部類の言葉が登場した。
一年中仕事をし続け、ひたすら、仕事の事ばかり考えていると、いつしか、「ドタキャン」という5文字が、人生を湾曲させるほどの影響力を持つようになる。

・みんなドタキャンみんなドタキャン多いよお (自由律句らぶに投句)

実は、自分自身も、いままで過去の様々な時に、自覚していないままに、ドタキャンをしてきた事に気がつかされる。
ドタキャンとは!誠に止むを得ぬ決断ではあるが、しかし、その影響力のなんと強烈であることか。
アイタタタ・・・!

7、 ダブルブッキング
ドタキャンと並び、脳内に発生すると強烈なインパクトを持つ言葉が、ダブルブッキングである。これは、どちらかというと、仕事をしている側の人間が、作り手になってしまいやすい。
あまりにも積極的に仕事をしすぎた結果、頑張りすぎた結果、うっかりと、自分自身がダブルブッキングなるものを誕生させてしまった。その後始末、はたしてどうすれば良いのか?
浮気がばれてしまった男女交際と同じレベルでの、脳内の切り返しを求められると思われる。

8、 朝寝坊
朝寝坊は、一見、初心者の体験と思われがちだが、しかし、人間の頭はそこまで利口にはできていない様子である。忘れ物であったり、朝寝坊は、よほどの天才でない限り、必ず一度は体験するハメになる。
朝寝坊たるやいなや、今、過去、未来、全てを同時に直視せられる状態になり、その時に食べた朝ごはんのレシピは、最も、自分自身の本能がむき出しに表現されていると言える。

9、 始末書
始末書は、名前がいい。
不祥事を始末する事自体が、タイトルそのものになっているとは、なんと不思議な事だろう。
始末書を書いている時の自分の姿や、心境は、非常に絵になる。
始末書は、最も書きたくない書類であるにも関わらず、過ぎてしまった後に振り返ると、異常に心身に対して薬になっている。良薬口に苦しのことわざ通りである。

10、 メシフロネル
自由律俳句の原典とも言える生き方が、メシフロネルである。
いつしか、昭和の男たちの口癖となったそうであるが、たしかに、それしか喋りたくなくなる日は、我々にも、ある。
放哉に自由律の短律を詠まれると、聞き手は返答に屈服せざるを得ない物だが、アスリート並に、仕事の能力が一番高い人間に、「メシフロネル」とだけ言われてしまうと、尊敬せざるを得ないだろう。
この言葉で人を屈服させられるようになる為には、結果と実力を築き上げて行くしかない。

11、 クビ (最終キーワード) 
10つのキーワードを並べあげ、それらの意味を吟味したところ、最終的に、仕事をしていく上で最もインパクトのある日本語は、「クビ」という事になってしまった!?
その言葉を掘り下げる行為は、様々な意味で、厳粛な配慮を求められる事になるが、大橋裸木の一句「陽へ病む」の対句として、

・クビか?    祖啓

という短律の一句が、句として成立する事に気がついた。
仕事の内容が極限を超えた数値になってしまった場合、そのような心境が、人生の様々な一面で脳裏によぎる事態になるようだ?
これ以上、この言葉を掘り下げる事は危険すぎるので自粛をして、そろそろお開きといたしましょう。

以上が、仕事をしていく上で、人の人生を左右するほどの言葉の代表格といえる。

日本人は、たしかに勤勉な国民性。
今も日本のどこかで、不可抗力によるドタキャンが発生し、ドタキャンの事で頭がいっぱいいっぱいになってしまっている日本人が、慌てふためき、世間を彷徨っているに違いない。

2017年4月21日金曜日

句会報『棟梁』第13回


シンガーソングライター研究大会は、思わぬ方向へと発展していく事になった。
 
まず、松江市ほか、島根県内にたくさんの歌手が存在することが分かり、ライブ活動の情報も頻繁に掲載がされている為、俳人を探すよりも、はるかに分かりやすく容易に会いに行ける事が分かった。
 
金曜日、土曜日の夜は仕事があるため、なかなか参加がしにくいが、なんとか、いつか聴きにいくことができそうだ。ただ、仕事が何かしら追加で増えて残業になり、午後8時頃など、微妙な時間帯で遅刻して参加する事になる。
 
路上でゲリラライブを行っている歌手も存在し、これも色々と参考になった。
 
しかし、具体的な事を書くとプライバシーの侵害になってしまうので、これも、徐々に距離を近づけていくべきだと思った。
 
定型俳句の句会については、ここ4、5年、情報を集めているが、依然として参加することが困難を極め、また、同年代の俳人を探すことは、さらに難易度が高くなり続けている。句会の情報を集める為には、一つ一つ公民館を訪問せねばいけなかったり、ネットで集めるにしても異常に難易度が高く、仕事の時間と重なる事が多く、ほぼ、参加をすることができなかった。
 
定型俳句の句会の開催日を列挙した、専用のカレンダーを作成する必要がある。
 
 
やっとお会いできた、星野光範さんという俳人については、現在原稿を書き進めているところで、あとは、なんとかスケジュールを調整して、鳥取県の句会きゃらぼくへ訪問をせねばいけないと、段取りを組んでいるところである。
 
 
 
そんな最中、歌手という役目について、やっと手がかりになるべき存在が見つかった。
 
 
 
春風が吹いたおり、私は、風に踊っている満開のチューリップを見たのだ。
 
その時、私は、異常にダンシングフラワーが欲しくなった。
 
 
 
音が鳴ると、踊る、花のおもちゃ。
 
 
 
それは、なんと魅力的であることか。
 
 
 
旧タカラ社より発売された、フラワーロックなるおもちゃは、全世界で爆発的ヒットとなり、850万個が販売されたのだという。
 
 
 
これこそが、歌手としての目指すべき姿であると思った。
 
 
 
気が付くと私は、ヤフーオークションの会員に登録をすませ、オークションの一参加者として、競り合いに興じている事になった。
 
 
 
それにしても、フラワーロックなるおもちゃのなんと魅力的であることか。
 
これを入手した暁には、句会の会場に、常連参加者として同席させ、様々な句を朗読し、句会の目の前で踊ってもらわねばいけない。
 
歌手としての目指すべき姿。
 
それは、意味などさっぱりわからないのだが、問答無用にカリスマ性が高く、魅力的であること。意味よりも、魅力が勝る事を優先すべきだと思った。
また、社会現象を自ら作り出すくらいの力があること。時代に流されるのではなく、自らが新たな時代を作り出す、台風の目のような存在になり続ける事であると思った。
 
添田唖蝉坊なる人物も、そういう人であると思う。
 
 
フラワーロックを味方につけたなら、人生は、十倍豊かになるに違いない。
 
 
 
歌手の世界から学ぶべき事はまだまだたくさんあるので、次回以降も、随時、結果を書き込む予定。
 
また、フラワーロックについては、単独で特集を組む必要がありそうだ。

 

2017年4月1日土曜日

2017年3月28日火曜日

句会報『棟梁』第11回

書展 『信号を一生懸命走る人』


棟梁の宣伝も兼ねて、この度、書展を開いてみることにしました。

とにかく、やってみましょう。

週刊俳句に記事を投稿するが、没になる。

力の無い時。

先見の眼で人を観る。

ケロッと治る。

忠孝の歴史。


主人公。

愛してやまない人達。


良い心境の現れ。

ご丁寧かつ、親切。

半紙のシワが多すぎる。
人類の縮図。

2017年3月13日月曜日

棟梁のチラシ 平成29年4月19日開催


自由律俳句の会『棟梁(とうりょう)

 

場所    松江テルサ

日時    平成29419日㈬ 1930頃~2200 予約不要

(まれに、開始時間が遅れることがございます。ご了承ください)

参加費    1500

用意するもの 特になし

対象    小学生以上~上限無し

恒例の内容 句会。入門講座。ネット番組『自由律俳句TV』の撮影。ほか、自由に各自発表したい題材を持参し、ミニ博覧会のような物も開催できればと思います。

 

今回の特別行事 

今回の句会棟梁では、『シンガーソングライター研究大会』を開催します。

県内、ほか、日本国内で現在活躍中のシンガーソングライターに関する情報を集め、これぞと思う人材を発掘し、そこから得たノウハウを自由律俳句の世界観に活かす。     

作詞、作曲、歌唱力の3つの観点に着目。ほか、各自の歌を聞いた後、そこから得たインスピレーションから自作の句を詠むという、連句のようなイベントも開催予定。

 

特典情報  現在、句会の参加者には、打ち上げのラーメン一杯がプレゼントされる予定です。駅前のラーメンを、一緒に食べに行きましょう。

代表    中筋(なかすじ)()(けい)1982年生まれ。主に自由律俳句を詠む。

ほか、たまに、使い道の分からない謎の歌を自作する事がある。)

連絡先   nakasujisokei@gmail.com

HP    『句会 棟梁(とうりょう)』で、検索なさって下さい。

今後のイベント さらに俳人が集まりましたなら、県外まで遠征して赴き、大規模な吟行句会を開きたいと検討しております。その為には、まずは、良い人材を身近な所から発掘する事が第一になります。

 

ツイッターやスカイプを活用し、県外の俳人との句会も開催しております。

また、俳句以外のイベントも時折、追加で行う事があります。