2017年11月29日水曜日

句会報 第30回

なんとなく酒と向き合う

今回の句会棟梁では、なんとなく、酒という物と向き合ってみようと思う。
これは、日々、仕事のしすぎで、頭の中がナタの振り方と砥石の事ばかり考えるようになると、社会人としてどうなのか?という事を反省するためでもある。

多少は、街に出て、人との会話も楽しめるような人間にならなくては・・・と。
そういう口実で、酒を飲む機会を増やすのである。

酒といえば、まずはビール。
ビールはなんとなく、税金が年々高くなっているように感じる。
しかし、うまい。
頂という発泡酒も登場したが、これはなかなかに画期的なお酒だと思った。
キリンとアサヒが金字塔で、ほかのメーカーはなかなか入る余地が少ないようにも思う。

次は、なんとなく、ウィスキー。
ウィスキーは30代になってからはまったが、まだまだ、奥行きがあり、
いつまでも楽しむことができそうだ。
ロック、ソーダ割、水割りと飲み方によって、味が全く変化するところも魅力的。
最近は、ブラックニッカディープブレンドをもっぱらお気に入りで飲んでいるが、
ローラが似合う、ジムビームも当然うまい。
山崎も、当然うまい。
富士山麓には、行ってみたくなる。
人からもらった商品券を、すべてウィスキーに費やしたことがある。

焼酎は、まだそこまで詳しくないのだが、
夏になるとジュースと割って、氷をふんだんに入れて飲んでいる。
しかし、いいちこやいいともなどは、定番の味だと感じる。
父親は白波のファンだったが、体を悪くして飲めなくなった。

日本酒は、全種類を飲みたくなる欲求にかられるお酒である。
なぜか、全種類を吟味して飲み比べたくなる挑発的なジャンル。
そもそも、蛇の目というおちょこがいけないのだ。そんな気分にさせるだろう。
ここ最近では、北秋田などお手軽で大変気に入っているのだが、
そのほかにもいくらでも豊富な人材がそろっている。
それにしても、東北の酒はレベルが高い。
他の追随を許さないハイクラスさを感じるが、対抗心を燃やして日本中の杜氏さんに頑張ってもらいたい。
獺祭は、島根県の隣の県で作られている。

紹興酒は個人的には大好きなのでもっと飲みたいのだが、
日中関係の政治的な事情からか?入手できるはずなのに、妙に種類が少なく残念。飲食店にも、あまり置かれていない。
ワインと同じくらい、ふんだんにいろんな種類を入荷して特集なども組んでもらいたい。
そうだ、中国酒の専門書を買ってみたくなってきたぞ。
やはり、ザラメを入れて燗してのむのが異常にうまい。

ワインは味は好きだが、酸化防止剤が苦手で飲むと二日酔いするので困っていた。
しかし、ここ最近、酸化防止剤無添加の物が増えてくれてうれしく思う。
また、海外のワインはかなり勉強してからでないと、当たり外れが大きいので何とも言えない気分にさせられる。
一種のギャンブルのような?種類のお酒だが、やはり、ピザやチーズなどと食べ合わせると非常にうまい。

果実酒は、この中では一番のまない種類だと感じる。
しかし、当然、のむとうまい。
味つけがどうしても甘いので、たくさんのむという事がやや、しんどくなるのが原因か。

養命酒は、違う口実をつけて飲むことができるお酒である。
これは、クスリだと称して、20代の頃呑んでいた。
養命酒は、薬局で入手することができる。

こうしてみると、酒は百薬の長だとつくづく思う。
酒による弊害も当然たくさんあるのだが、それも踏まえて、人の成長を映す道具だと思う。
あと、飲酒運転で死亡したくない。

話は変わるが、忘年会のように今年1年で詠めた句を振り返ると、
一番インパクトがあった句は、

・クビか?
・我慢!


の2句、という事になってしまった。
3文字の発音で句が詠める、という事に気が付き、短律ってなんなんだろう?と、考えさせられた一年であった。
いまだ、2文字で句が詠めた試しがないのだが、
この調子で、3文字の句をもっと、並べてみたいと思う。

さて、なんとなく酒と向きあい詠めた句がこちら。

・牛乳の飲みすぎ
・キムチの食べすぎ
・酒、呑みすぎか?


人間が、このような姿である時、たしかに、様々な自問自答を発生させるのだと思う。
牛乳やキムチに関しては、とりすぎた場合、すぐに自覚ができるのだが、
酒に関しては、あきらかに飲みすぎていても、なお、本当に飲みすぎているものなのかを疑問にしたくなる催眠術が存在する。

そんな謎が、気になった。

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