2018年1月16日火曜日

句会報34

武装勢力俳句を詠む
今回の句会棟梁では、武装勢力俳句なるジャンルを作り取り組んでみようと思う。
昨年は、北朝鮮から様々な事情により日本に向けてミサイルが発射されていた。
知らない間にミサイルは飛び、気が付けばこの日本に落ちていた。
つまりこれは、日本国および島根県、ひいては自分という存在が北朝鮮側から見た場合、
武装勢力とみなされていた事を意味している。
そうか、我々は、武装勢力であったのか・・・。
平和ボケしている日本に、これ以上に 痛烈な風刺を入れてくれる存在は他にないように思う。
さて、ミサイルは気が付けばすでに海に落ちていたが、この度は武装勢力というテーマを主題にして俳句を詠んでみたいと思う。

武装勢力島根県とは何か?
まずははじめに、北朝鮮から見た場合、島根県のどこが武装勢力として見られているのかについて着眼していこう。
標的となるは、当然、島根原発と松江城であろう。
電力資源の基盤である島根原発を殲滅し、国宝松江城の守りを破壊しなけねばならない。
島根県民の奥ゆかしさは、また、地球規模での脅威でもあろう。
この、どこまでもはっきりとしていない出雲を、野放しにしておけば、やはり、北朝鮮にとっての脅威となる。
秘密兵器を開発しているに違いない。
だからこそ、あのミサイルは飛ばされたのだ・・・。

武装勢力ソケイについて
また、島根県民の一員である、自由律俳人ソケイも、当然ながら武装勢力としてみなされていた。
だからこそ、北朝鮮は危機を感じ、ミサイルを発射したのである。
この男の危険性とはいかに?
・スズメバチを謀殺し続けている
・ツタ植物をことごとく殲滅している
・鎌とナタを毎日振り回し続けている
・チェーンソーと草刈り機を研究し続けている
・ミサイルの事は基本的に何も知らない
やはりこの男は怪しいし、危ない。武装勢力であるに違いない。

もしも自分がミサイルの「射的目標」になってしまった場合、一体、どのような俳句を詠むべきなのか?
それについてあれこれと悩んでみたところ、以下のような俳句が詠めた。
・ミサイルと一緒
・DIY力で戦います
・超、最強装備でございます
・拉致やめようミサイルやめよう麻薬やめよう
何ともひどい俳句が列挙されることになったが、とにかく、四の五の言わさず、ただひどい。
戦争とはこんなにも、ひどい俳句を俳人に詠ませる物なのか?
超、最強装備とは以下のような武装を意味している。
・ナタ(両刃)カヅラ用
・ノコギリ(シルキー社)(もしくはアルス社)
・選定バサミ(お徳用700円)
・腰ベルト
・除草剤(原液をスプレー容器入り)
・スズメバチ殺虫スプレー(15mジェット噴射)
このような装備で出歩いていた場合、ミサイルの標的になってしまうに違いない。

また、「ミサイルと一緒」という一句も非常に気になる。
ミサイルと、一体何が「一緒」で、あるのか?
予算がか?破壊力がか?存在感がか?厄介さがなのか?
様々な選択肢が浮かんでくるのだが、それらをすべて含めての「一緒」であるように思われる。
また、某NHK番組「おかあさんといっしょ」のネーミングに対して、発射された一句のようにも思われる。

さてさて、気が付けば?空想上、北朝鮮ミサイルと戦ってみる事になった。
・ミサイルには殺虫剤は効きません
・ミサイルにナタで歯向かい負けました
・ミサイルや島根原発困ります
ああ、惨敗した。私は、このミサイルにはもはや勝てないのだ・・・。
・ミサイルやつわものどもが夢の跡
・幾たびもミサイルの深さを尋ねけり
とにかく、ミサイルには勝てない、ということが武装勢力俳句を詠んでいくことで分かった。
戦争の悲惨さについて、まったくもって知ることができないまま、
武装勢力俳句は、とにかく「ひどい」という事だけが知ることができた。
戦争と、「ひどい」は、どうにも切っても切れない縁のある言葉であるように思われる。
そのような、残尿感が居残った。

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