2017年5月27日土曜日

句会報 第15回

色んな意味を含めての、自己破産への道のりに追い込まれてしまった、句会棟梁では、急遽、平成29年度、決算役員会を開くことになった。
その為に、いままで、句会の開催に携わってくれた、あらゆる生きとし生ける物たちの中から、役員をやってくれるという存在を選出し、なんとか、開催日までに重要役員を揃える事に成功した。
集まってくれた役員は、以下の通りである。

役員名       名前            通称

代表兼司会       中筋祖啓          大工のそっさん 
秘書        ママチャリ ノ サビスケ  ママチャリーノ
会計監事     臥薪嘗胆麺         麺さん
広報        百獣の王 ライオン    ライちゃん
営業        フラワーロック       ロックン
後援        ワイパー          ワイパー

※この物語は、フィクションですが、現実と、似ている所もございます。




ソケイ「本日は、お忙しい中、句会棟梁の平成29年度決算役員会にご出席いただき、誠にありがとうございます。お恥ずかしい話ではありますが、この度、自身の力量不足により、経営の破綻を筆頭に、今後、存続を危ぶまれる理由が5箇条もございます。皆様のお力をいただねば、この句会は近年、潰れる運命にあります。何卒、ご協力ください。」

役員会の会場は、松江市浜乃木町にあるウグイス公園の青空の元、開催された。白雲清らかな素晴らしき晴天の最中、存続の危機について語り合う事になった。
会議の為に、用意されたお菓子は、かっぱえびせんである。

ママチャリーノ「まかしとき!数々の試練をソケイさんと共にしてきたんだもの。とにかく、まかしとき!」
 秘書であるママチャリノサビスケは、自由律俳句TVでの登場回数が最多の古参キャラ。日頃から、すっかり主役級の扱いの彼であったが、ますます、活躍がしたくてしょうがないお年頃のようだ。存続の危機という話題であるにも関わらず、まったく危機感が無い。

臥薪嘗胆麺「会計監事を仰せつかりました、臥薪嘗胆麺であります。つい二日前に役員として雇われ、この度の決算書を作成した者であります。代表のソケイさん、秘書ママチャリーノさんより提出された今年度の明細書、記録書類に嘘偽りはたしかにありませんでした。とりあえず、大変な赤字になっているという事だけは、誰が見てもすぐに分かります。」
 臥薪嘗胆麺は、中華料理屋の店長であるにも関わらず、何を間違ってか、役員会の重役である、会計監事として雇われる事になった。しかし、元々が経営者という事もあって、今回の役員の中では最も仕事の能力が高く、発言に信憑性の持てる男。

百獣の王ライオン「8時間前に役員として誘われました、広報担当の百獣の王ライオンです。すぐ隣にある公園の遊具として子供達と戯れ、日々の生活を勤しんでおります。句会棟梁の事は何も知りませんが、よろしくお願いします。」
 百獣の王ライオンは、紳士的で、最も常識に富んだ一般市民。それだけに、句会棟梁の恐ろしさについて、何も知らない。知らぬが仏な、お幸せな男である。

ソケイ「さっそく、第一の議題を提出します。句会棟梁が潰れる要因は、以下の五箇条に集約されています。」

ソケイはフライングした。

残り二人の役員の自己紹介は割愛され、いきなり会議ははじまった。

 

句会棟梁が潰れるかもしれない要因 五箇条↓

 

1、 乃木公民館へ微妙に行きづらくなった

2、 近所の居酒屋へ微妙に行きづらくなった

3、 人見知りがますます、加速しつづけている

4、 ユーチューブの使い方について悩みすぎる

5、 句が無い


決算役員会ではあるが、決算が赤字であることは、対した問題ではない。
それよりも、はるかに精神的な悩みが問題として列挙されていた。



1、 乃木公民館への訪問について

ソケイ「家からすぐ近くにある、乃木公民館へ微妙に行きづらくなってしまいました。このままでは、なんとなく元気がなくなり、句会が潰れてしまうかもしれません。どうすればよいのでしょうか?」
ライオン「うーん?よく分かりません。そもそも、なぜ、そんなにも行きづらくなってしまったのでしょうか?」
ソケイ「分かりません。自分でも、よく、分かりません・・・」
ママチャリーノ「代弁いたします。これはおそらく、日々の生活で様々な目的のお使いがあり、公民館の前を横切ることがあるのですが、なにも公民館へ用事があって前を通過しているわけではないので、知っている人にすれ違った際に、会話の内容や、言動について、時節、困る事が多々ある、という事のようです。」
ライオン「わかりやすい解説をありがとうございます。しかし、それは、普通に挨拶をすれば良いだけではないのですか?」
ママチャリーノ「それが、家の近所であればあるほど、より、コアで緊急な内容のお使いの為に外出している事が多く、言うなれば、救急車のような勢いで家から出発して移動している事が多いのです。そのような状況にあっては、公民館の方々と挨拶を完璧にこなすことを優先したがために、緊急の用事を、少しだけ、仕損じたという損害が発生するのです。用事の相手が物であれば、自分が我慢すれば良いだけの話ですが、会社仲間や、家族、それ以外にも大事な人に負担がかかる内容であった場合、はたして、なんとも、やるせない気持ちに襲われるのです。」
ライオン「具体的に、どのような内容のお使いなのでしょうか?」
ママチャリーノ「はい。郵便物をポストに入れる。銀行の振込。給油。クリーニング。買い出し。ゴミの処分。また、一番重要なのが特命のお使い(どうしても頼まれている重要な用事)と呼ばれる類の物です。」
ライオン「しかし、それは、公民館の方々への配慮がなさすぎる。向こうだって、緊急の用事があって、日々、そこで生活をしているのですよ。」
ソケイ「誠におっしゃるとおりであります。だからこそ、句会棟梁が潰れる危機に陥っているのです。」
一番目の問題から、なんとも言えない消化不良に襲われる事になった。
一同、なんとなく、言葉がでない。

と、ここで気まずい沈黙になったところでようやく、フラワーロック君がやっと自己紹介できる隙間が発生した。

ロックン「議題中のところ、失礼いたします。営業担当のフラワーロックと申します。早速の議題で悩むところではありますが、それは、少々神経質すぎるだけなんじゃありませんか?私の本業は歌手ですが、そんな細かい事に気を使っていては、大きなことを成し遂げる事は、到底不可能でしょう。」
 フラワーロック君は、つい三週間前に、ヤフーオークションから句会棟梁にドラフト指名(16,000円契約)を受け、スカウトされた超一級の歌手であり、今後の活躍が最も期待されている重要役員である。それだけに、句会がいきなり存続の危機に立たされているとは寝耳に水で、少々、腹がたっているところもあった。しかし、とりあえずは、会議に出席しながらも、なぜか、陽気に踊りながら発言をしてくれた。

ソケイ「おっしゃるとおりであります。私には大きな事業は成し遂げられません。潰れます。」
 そりゃないよ、と言いたくなる所ではあるが、気が付くと、人生相談の悩みに輪になって相談するような形で、役員会の会議は進行していく事になった。



2、 近所の居酒屋へ微妙に行きづらくなった

ソケイ「そもそもは、乃木公民館で開催をしていた句会棟梁ですが、その時の打ち上げの場所として、近所の居酒屋で宴会を開く予定でした。ところが、数々の経営不振(基本的に参加者がいない)のことなどを理由に、会場の場所を松江テルサへ引っ越す事になり、それにともない、近所のお店へお客様をお連れする事を公言していたはずが、結果、すべて約束を破る形になってしまいました。不甲斐ない事この上ありません。」
臥薪嘗胆麺「今年度の決算書を見ますと、近所の居酒屋で使用した懇親会費は、5,000円以内にとどまっております。ほとんど行った形跡がありません。」
ライオン「この、星野光範さんという方との懇親会費は、公の物でしょうか?妙に複雑な内容になっておりますが。また、『ラーメン』とだけ記入されている特別な欄で、15,000円もの出費となっているのは、一体なんなんでしょう?」
ママチャリーノ「ラーメンは、句会に参加してくれた人達を接待するために、常に用意している懇親会費です。ですが、参加者が誰もいないので、ソケイさんが、毎回、いつもひとりでラーメンを食べて帰り、それらが積み立てられた物になります。星野光範さんは、出雲地方を代表する自由律俳人で、彼との接待をする為に発生した、交通費、食費、宿泊費、次の日の慰労費などになります。」
ライオン「慰労費?」
ママチャリーノ「星野さんの自宅で接待を受け、酒を呑み、飲みすぎたため、次の日は、二日酔いになったのです。二日酔いの状態で吐きながら仕事をした、そのための心身のケアに必要な擁護費用です。自分への慰めの金額です。」
ライオン「納得できません。会計監事様からみても、このような会計ははたして、決算書として成立しうる物でしょうか?」
麺さん「もちろん、ダメでしょう。ですが、ソケイさん本人にとっては、どうも、これらの会計上の問題はさほど、存続の危機に直結するような問題ではないようです。そうですよね?」
ソケイ「そうなんです。それよりも、むしろ、約束を破ってしまって近所のお店に入りづらくなってしまったことのほうが重大です。」
フラワーロック「場所を移転せざるを得なかった理由を、きちんとお店の人に説明すればよいのではないでしょうか?」
ソケイ「うーん、それもまた、難しいところです・・・」
ママチャリーノ「代弁いたします。移転せざるを得なかった、というのは、一応は事実なのですが、いざ、実際に移転をしてみたところ、割と、楽しい事ばかりだったため(受付の女の子が可愛かった)、移転の話を持ち出す事に罪悪感を感じてしまい、止むを得ない理由であった等とは到底、言いづらくなってしまった事情があるようです。家の近所よりも、たしかに、駅前の方が楽しい出来事が多いのは当然でしょうから。」
ライオン「結果的には、自分の娯楽の為に移転してしまった、という現実になっているということでしょうか?」
ソケイ「そうなんです。移転する前は、止むを得ない苦しい事情ばかりでしたが、いざ移転したところ、句会の会場が娯楽の場になってしまったのです。ですから、なおさら近所の居酒屋へ行きづらくなってしまったのです。句会存続の危機はそこにあります・・・。なにげに、エンジョイしております・・・・・。」
第二の議題も、なんとも些細なことではあるが、たしかに厄介で、すっきりとせず、永続していく問題である。
 
気が付くと、午後3時。はやくも一時間が経過した。ウグイス公園で遊んでいた子供たちも、なぜか異様な空気で悩んでいる大人たちを見て、気持ちが悪くなり、皆、帰宅してしまった。このままいけば、夜にまで議題を持ち越す事になってしまう。



3、 人見知りが、ますます加速し続けている

ソケイ「句会があまりにも不甲斐ない為、自信がなくなり続け、結果的に、人見知りがとどまる事を知りません。だから、潰れます。」
句会が問題というよりも、完全にソケイの人生相談になってきた。

 秘書ママチャリーノを除くそれ以外の役員一同は、そろそろ、役員をやめて家に帰りたくなってきたのだが、今日一日だけはつきあおうと我慢した。

フラワーロック「こうやって関係者一同、みんなを悩ませて公園に集めてしまうだけの力があるんだから、人見知りなんかじゃないんじゃないの?俺らには全然、人見知りなんてしてないじゃん。」
ソケイ「アッ!!ホントだ。こりゃあ、大丈夫だ!」
 まぐれあたりか?第三の問題は、速攻、解決された。



4、 ユーチューブの使い方について悩みすぎる

ソケイ「自由律俳句TVや、また、その他、自作の歌、CDアルバム等も作って動画を配信しているのですが、あまりにも、それらの今後の使い道が分かりません。このままでは、精神的におかしくなり、潰れます。」
 結果的には、この中で一番積極的に自身の野望を実現し、活動しているはずの男が、なぜか、自己報告は、「潰れます」が、基本になっている。それらのおかしな言動について、役員一同はそろそろ、問題の本当の着眼点に、気がつき始めてきた。

ライオン「ひょっとして、コイツ、おいしい思いをしたいだけなんじゃ!?」

 棚からぼたもちを得る事を、用意周到に常日頃、狙っている。計画的に、棚からぼたもちが落ちてきて、たまたま、自分の口においしい物が落下するように仕組んでいる、そのための謀略が、自由律俳句TVであり、自作の歌であり、そして、句会棟梁の開催であったりするのではないか?
 百獣の王ライオンは、どちらかというと、運動を好む男で、策略は用いないタイプだが、たまたま出席してしまった、会議の内容があまりにも厄介でめんどくさかった事に憤慨し、遂に、事件の真髄を見極めてしまったのである。

ソケイ「使い道が分かりません。どうすればよいのでしょうか。」
ライオン「そんなうまい話、あるわけねぇだろ!」

臥薪嘗胆麺「ようやく、ライオンさんも気がつかれましたね。この会議は、あまりにもムシが良すぎる事が前提に問題が提出されているのです。役員になる際に、口止め料を1万円頂いていたので、ずっと我慢をしていたのですが、そろそろ、やる気が失せてきました。そうなんです。これって、そういう事なんですよ。」

ママチャリーノ「あっ!麺さん、そりゃないよ、裏切ったな!」

 午後5時、会議は佳境に入ってきた。わざわざ呼び出され、臥薪嘗胆麺以外の役員は、無償で付き合ってきた、実に面倒くさくて厄介な話の数々。それらの最終目的が、ソケイが棚からぼたもちを得る事であったとは、怒りを通り越し、呆れかえるより他ないのである。

ロックン「わざわざ遠いところから、やる気満々で出て来たのに、そりゃないよ!」
ママチャリーノ「チッ。ばれちまったからには、やるしかねぇな、退会など、させないぞ!」

 ヤジや怒号が飛び交う中、ソケイが漏らした言葉はただ一つ。

ソケイ「やっちまったなあ…」



5、 句が無い

 と、ここで、修羅場になったところで、最後の役員、ワイパーという奇特な生物がやっと自己紹介をできる隙を与えてもらう事ができた。

ワイパー「皆さん、はじめまして!後援担当を引き受けました、ワイパーと申します。会議の内容については、先程まで寝ておりましたので、さっぱり把握をしておりませんが、とりあえず、役員一同、皆様の立場をそれぞれに尊重し、応援し続けます!」

 フラワーロックとライオンは遂に、ママチャリーノと口論になり、乱闘状態になった。

 臥薪嘗胆麺は理屈をこねながら、さらに賄賂をせびろうとしはじめた。

 ソケイは、「やっちまったなあ」と言いながら、ついつい賄賂を渡してしまう。

 それらを、後援者であるワイパーはそれぞれ、後ろから熱く力強く応援した。

 句会棟梁の平成29年度決算役員会は、ある意味、最も熱く、素晴らしく昇華していく事になった。
 全てがバレ、全てが明るみになってしまったからには、こういう展開になってしまうのも、止むを得ない。「句が無い」という最終議題については、もはや、全役員が気に留めている余裕など、どこにも無い状況へ陥った。

 と、言う訳で、役員一同が全力を尽くしてくれたおかげで、句会棟梁は平成30年度以降も、元気に存続できるようになったとか・・・?その後の会議の様子は、あまりにもえげつない事になったので、描写するに堪えない。

 誠にひどすぎる決算役員会ではあったが、会議を開催した恩恵として、以下の一句が最終的に詠まれたという噂である。


・おいしい味のする決算書      祖啓

2017年5月6日土曜日

句会報 第14回

今回は仕事と俳句というテーマで言葉と向き合ってみる。
人生を左右するほどの重要度を持つ言葉を厳選し、最も身近な存在である仕事という行為を今一度、俳句を詠むのと同じ感覚で見直してみようという企画である。

10つの言葉をキーワードとしてサクサク話を進めていく。

1、 ほうれんそう
まずは、一番最初に必要な能力として「ほうれんそう」がある。
報告、連絡、相談、それらを並べるとなぜかベジタブルな野菜になり、頭の中が、その野菜の名前の事で一杯一杯になる。
ほうれんそうを極めて行くことが、仕事そのものであると言える。その為には、個人的な私的な感情を常にかなり疑う必要があり、安易に物事の真相を決めつけてしまうと、かえって自分自身に全てのダメージが跳ね返ってくる事になる。

2、 会話の能力
・英会話教室よりも会話教室に通いたい   祖啓
そのような、句が詠めた。
会話ができないと、当然ながら仕事は、困難や混乱を極めます。

3、 電話応対
ほうれんそうと、会話の能力がある程度、最低限こなせるようになって、いよいよ、電話という道具に手をつける事ができる。携帯電話も、固定電話も、まさしく、神の裁きを下すほどの影響力を持つ機械として、この社会に世の中に君臨している。
責任を負う。電話に出れば電話に出るほど、その人は、たくさんの責任を負う。そのような感覚を実感する事ができる。

4、 セコム
ある程度は一人前の仕事ができたと思っても、ここに、セコムという問題が立ちはだかる。
いわゆる、セキュリティー、自分自身の防犯意識が大丈夫だったのかという事について直視している心境になるのだが、最上の防犯体制という物は、プロの組織を味方に加えサポートしてもらったとしても、途方も無く難しい。

ここに、セコムに関する句を列挙する。

・セコムは恋人なのか?
・セコムとのコミュニケーション密になり
・セコムらは肉親よりも駆けつける
・セコムに入社したい


あまりにも、防犯の事ばかり考えすぎていると、「セコムしてますか?」というCMが、この上ない無上の一句であるように思えてくる。尾崎放哉の「墓の裏へ廻る」という一句に匹敵するくらい、「セコムしてますか?」という一言に無限の謎を感じ、動揺してしまう自分がいた。

5、 飲酒運転
酒は人生をあきらかに、豊かな物にしてくれる産物であるが、飲酒運転という事実に真摯に向き合うとなると、あらゆる視点で、家族や友達であろうと、加害者と被害者が大量発生し、気が付けば、悪夢のような設定が誕生する事になる。
・飲酒運転ならではの隣組    祖啓

6、 ドタキャン
仕事に関するキーワードの中でも、いよいよ、最も魅力的な部類の言葉が登場した。
一年中仕事をし続け、ひたすら、仕事の事ばかり考えていると、いつしか、「ドタキャン」という5文字が、人生を湾曲させるほどの影響力を持つようになる。

・みんなドタキャンみんなドタキャン多いよお (自由律句らぶに投句)

実は、自分自身も、いままで過去の様々な時に、自覚していないままに、ドタキャンをしてきた事に気がつかされる。
ドタキャンとは!誠に止むを得ぬ決断ではあるが、しかし、その影響力のなんと強烈であることか。
アイタタタ・・・!

7、 ダブルブッキング
ドタキャンと並び、脳内に発生すると強烈なインパクトを持つ言葉が、ダブルブッキングである。これは、どちらかというと、仕事をしている側の人間が、作り手になってしまいやすい。
あまりにも積極的に仕事をしすぎた結果、頑張りすぎた結果、うっかりと、自分自身がダブルブッキングなるものを誕生させてしまった。その後始末、はたしてどうすれば良いのか?
浮気がばれてしまった男女交際と同じレベルでの、脳内の切り返しを求められると思われる。

8、 朝寝坊
朝寝坊は、一見、初心者の体験と思われがちだが、しかし、人間の頭はそこまで利口にはできていない様子である。忘れ物であったり、朝寝坊は、よほどの天才でない限り、必ず一度は体験するハメになる。
朝寝坊たるやいなや、今、過去、未来、全てを同時に直視せられる状態になり、その時に食べた朝ごはんのレシピは、最も、自分自身の本能がむき出しに表現されていると言える。

9、 始末書
始末書は、名前がいい。
不祥事を始末する事自体が、タイトルそのものになっているとは、なんと不思議な事だろう。
始末書を書いている時の自分の姿や、心境は、非常に絵になる。
始末書は、最も書きたくない書類であるにも関わらず、過ぎてしまった後に振り返ると、異常に心身に対して薬になっている。良薬口に苦しのことわざ通りである。

10、 メシフロネル
自由律俳句の原典とも言える生き方が、メシフロネルである。
いつしか、昭和の男たちの口癖となったそうであるが、たしかに、それしか喋りたくなくなる日は、我々にも、ある。
放哉に自由律の短律を詠まれると、聞き手は返答に屈服せざるを得ない物だが、アスリート並に、仕事の能力が一番高い人間に、「メシフロネル」とだけ言われてしまうと、尊敬せざるを得ないだろう。
この言葉で人を屈服させられるようになる為には、結果と実力を築き上げて行くしかない。

11、 クビ (最終キーワード) 
10つのキーワードを並べあげ、それらの意味を吟味したところ、最終的に、仕事をしていく上で最もインパクトのある日本語は、「クビ」という事になってしまった!?
その言葉を掘り下げる行為は、様々な意味で、厳粛な配慮を求められる事になるが、大橋裸木の一句「陽へ病む」の対句として、

・クビか?    祖啓

という短律の一句が、句として成立する事に気がついた。
仕事の内容が極限を超えた数値になってしまった場合、そのような心境が、人生の様々な一面で脳裏によぎる事態になるようだ?
これ以上、この言葉を掘り下げる事は危険すぎるので自粛をして、そろそろお開きといたしましょう。

以上が、仕事をしていく上で、人の人生を左右するほどの言葉の代表格といえる。

日本人は、たしかに勤勉な国民性。
今も日本のどこかで、不可抗力によるドタキャンが発生し、ドタキャンの事で頭がいっぱいいっぱいになってしまっている日本人が、慌てふためき、世間を彷徨っているに違いない。

2017年4月21日金曜日

句会報『棟梁』第13回


シンガーソングライター研究大会は、思わぬ方向へと発展していく事になった。
 
まず、松江市ほか、島根県内にたくさんの歌手が存在することが分かり、ライブ活動の情報も頻繁に掲載がされている為、俳人を探すよりも、はるかに分かりやすく容易に会いに行ける事が分かった。
 
金曜日、土曜日の夜は仕事があるため、なかなか参加がしにくいが、なんとか、いつか聴きにいくことができそうだ。ただ、仕事が何かしら追加で増えて残業になり、午後8時頃など、微妙な時間帯で遅刻して参加する事になる。
 
路上でゲリラライブを行っている歌手も存在し、これも色々と参考になった。
 
しかし、具体的な事を書くとプライバシーの侵害になってしまうので、これも、徐々に距離を近づけていくべきだと思った。
 
定型俳句の句会については、ここ4、5年、情報を集めているが、依然として参加することが困難を極め、また、同年代の俳人を探すことは、さらに難易度が高くなり続けている。句会の情報を集める為には、一つ一つ公民館を訪問せねばいけなかったり、ネットで集めるにしても異常に難易度が高く、仕事の時間と重なる事が多く、ほぼ、参加をすることができなかった。
 
定型俳句の句会の開催日を列挙した、専用のカレンダーを作成する必要がある。
 
 
やっとお会いできた、星野光範さんという俳人については、現在原稿を書き進めているところで、あとは、なんとかスケジュールを調整して、鳥取県の句会きゃらぼくへ訪問をせねばいけないと、段取りを組んでいるところである。
 
 
 
そんな最中、歌手という役目について、やっと手がかりになるべき存在が見つかった。
 
 
 
春風が吹いたおり、私は、風に踊っている満開のチューリップを見たのだ。
 
その時、私は、異常にダンシングフラワーが欲しくなった。
 
 
 
音が鳴ると、踊る、花のおもちゃ。
 
 
 
それは、なんと魅力的であることか。
 
 
 
旧タカラ社より発売された、フラワーロックなるおもちゃは、全世界で爆発的ヒットとなり、850万個が販売されたのだという。
 
 
 
これこそが、歌手としての目指すべき姿であると思った。
 
 
 
気が付くと私は、ヤフーオークションの会員に登録をすませ、オークションの一参加者として、競り合いに興じている事になった。
 
 
 
それにしても、フラワーロックなるおもちゃのなんと魅力的であることか。
 
これを入手した暁には、句会の会場に、常連参加者として同席させ、様々な句を朗読し、句会の目の前で踊ってもらわねばいけない。
 
歌手としての目指すべき姿。
 
それは、意味などさっぱりわからないのだが、問答無用にカリスマ性が高く、魅力的であること。意味よりも、魅力が勝る事を優先すべきだと思った。
また、社会現象を自ら作り出すくらいの力があること。時代に流されるのではなく、自らが新たな時代を作り出す、台風の目のような存在になり続ける事であると思った。
 
添田唖蝉坊なる人物も、そういう人であると思う。
 
 
フラワーロックを味方につけたなら、人生は、十倍豊かになるに違いない。
 
 
 
歌手の世界から学ぶべき事はまだまだたくさんあるので、次回以降も、随時、結果を書き込む予定。
 
また、フラワーロックについては、単独で特集を組む必要がありそうだ。

 

2017年4月1日土曜日

2017年3月28日火曜日

句会報『棟梁』第11回

書展 『信号を一生懸命走る人』


棟梁の宣伝も兼ねて、この度、書展を開いてみることにしました。

とにかく、やってみましょう。

週刊俳句に記事を投稿するが、没になる。

力の無い時。

先見の眼で人を観る。

ケロッと治る。

忠孝の歴史。


主人公。

愛してやまない人達。


良い心境の現れ。

ご丁寧かつ、親切。

半紙のシワが多すぎる。
人類の縮図。

2017年3月13日月曜日

棟梁のチラシ 平成29年4月19日開催


自由律俳句の会『棟梁(とうりょう)

 

場所    松江テルサ

日時    平成29419日㈬ 1930頃~2200 予約不要

(まれに、開始時間が遅れることがございます。ご了承ください)

参加費    1500

用意するもの 特になし

対象    小学生以上~上限無し

恒例の内容 句会。入門講座。ネット番組『自由律俳句TV』の撮影。ほか、自由に各自発表したい題材を持参し、ミニ博覧会のような物も開催できればと思います。

 

今回の特別行事 

今回の句会棟梁では、『シンガーソングライター研究大会』を開催します。

県内、ほか、日本国内で現在活躍中のシンガーソングライターに関する情報を集め、これぞと思う人材を発掘し、そこから得たノウハウを自由律俳句の世界観に活かす。     

作詞、作曲、歌唱力の3つの観点に着目。ほか、各自の歌を聞いた後、そこから得たインスピレーションから自作の句を詠むという、連句のようなイベントも開催予定。

 

特典情報  現在、句会の参加者には、打ち上げのラーメン一杯がプレゼントされる予定です。駅前のラーメンを、一緒に食べに行きましょう。

代表    中筋(なかすじ)()(けい)1982年生まれ。主に自由律俳句を詠む。

ほか、たまに、使い道の分からない謎の歌を自作する事がある。)

連絡先   nakasujisokei@gmail.com

HP    『句会 棟梁(とうりょう)』で、検索なさって下さい。

今後のイベント さらに俳人が集まりましたなら、県外まで遠征して赴き、大規模な吟行句会を開きたいと検討しております。その為には、まずは、良い人材を身近な所から発掘する事が第一になります。

 

ツイッターやスカイプを活用し、県外の俳人との句会も開催しております。

また、俳句以外のイベントも時折、追加で行う事があります。

2017年3月3日金曜日

おしゃれ句会の開催



 

棟梁主催 

おしゃれ句会のお知らせ


 

 

 

場所    松江駅近郊の服屋

日時    平成2939日(木)10:00頃から

参加費    無料

用意するもの 特に無し

 

目標    松江駅近郊の服屋を探検しながら句を詠む。服を通じて、人生を改め、気が付けばおしゃれな人間になってしまうというミニ企画。

主催    中筋(なかすじ)()(けい)1982年生まれ。松江テルサで句会『棟梁』を開催。)

連絡先   nakasujisokei@gmail.com

(参加申請、もしくは句会に関する質問等でもかまいません)